友人との会話の中、息子二人を育てた彼女の話。
「毎日、少しずつだけれど、『今日はここ』と決めて、タンスや押入れの整理をしているの。もし、旅行中にでも私が亡くなることがあったら、後片付けをしてくれるのは、多分息子の奥さんだと思うから・・・。そりゃ、息子がしてくれたほうがいいけれど、仕事のことなどを考えると、やっぱり女の人になると思うの。そのことを考えると、整理しておかなくっちゃね」
「私は、きっと娘がやってくれるから、少しはずぼらでもいいかな」なんて、おどけた言葉を返したけれど、子供達がそれぞれの家庭をもつ頃に差し掛かっている私たちは、いま次のステージに立っている。
時の流れには後戻りはない。きっと、私たちの先輩達もやがてくるだろう日のことを心に思い、身辺を片付け始めていたのだろうか。
「今どきの若者は…」とか「理屈ばっかり言って…」と言われて、いつも腐っていた気分になったのは、すぐこの間のように思うのに。
子供が家庭を持つ頃に味わうこの感覚。自分達も親にそう思わせたのだと、今同じ立場になって思うことしばしば。
そういえば、明日は母の日。
今日、母たち(夫と私の)にプレゼントを送り、子からのプレゼントを受け取る。
彼女も子供からプレゼントを受け取っているに違いない。
「毎日、少しずつだけれど、『今日はここ』と決めて、タンスや押入れの整理をしているの。もし、旅行中にでも私が亡くなることがあったら、後片付けをしてくれるのは、多分息子の奥さんだと思うから・・・。そりゃ、息子がしてくれたほうがいいけれど、仕事のことなどを考えると、やっぱり女の人になると思うの。そのことを考えると、整理しておかなくっちゃね」
「私は、きっと娘がやってくれるから、少しはずぼらでもいいかな」なんて、おどけた言葉を返したけれど、子供達がそれぞれの家庭をもつ頃に差し掛かっている私たちは、いま次のステージに立っている。
時の流れには後戻りはない。きっと、私たちの先輩達もやがてくるだろう日のことを心に思い、身辺を片付け始めていたのだろうか。
「今どきの若者は…」とか「理屈ばっかり言って…」と言われて、いつも腐っていた気分になったのは、すぐこの間のように思うのに。
子供が家庭を持つ頃に味わうこの感覚。自分達も親にそう思わせたのだと、今同じ立場になって思うことしばしば。
そういえば、明日は母の日。
今日、母たち(夫と私の)にプレゼントを送り、子からのプレゼントを受け取る。
彼女も子供からプレゼントを受け取っているに違いない。