昨日の朝日新聞、井上ひさしさんが山形県の少年院「置賜学院」で語った話の記事から。
井上さんの話「人を笑わせることが、わけもなくうれしくてしょうがない人間が、人口の5%くらいいます」と。
「ひょっこりひょうたん島」の井上ひさしさんだから、「笑い」「楽しむ」の大御所なのだろうけれど、如何せん、95パーセントに入ってしまう私は、指をくわえて見ているしかありません。
井上さんは子供のとき、カソリック系の施設で暮らしていたことがあります。
昨日の記事では、その時に、「この世は涙の谷」であり、99パーセントの悲しみのなか、残る1パーセントの楽しいことをめざしていくのが人生だと教えられたとありました。
以前には、同じ施設での暮らしを、終戦後であったにも関わらず、食事は充分満ち足りていて恵まれているから、あの宮沢賢治の『注文の多い料理店』を連想して、そのうちにサーカスにでも売り飛ばされるのではないかと、仲間と話したことも…と、読んだことがあります(笑い)。
「この世は涙の谷」と聞かせられる一方で、毎日の食事をそんな風に連想したり…。
うーん、井上さん、ですね。
子供の頃に取り巻いていた環境が、自分形成に大きく影響しているって、こんな時思ったりします。
先月だったか、電話で「真面目な文章だね。引用する文章も真面目だし…」、娘にそういわれました。
そして、付け加えて「これって、誉め言葉じゃないからね」と。
「わかっているって!」と、返しましたが、95パーセント側の人間であることは自他ともに認める事実です。
井上さんは、まだ生活も不安定だった頃に、ビルの一室に起居しながら「ひょこりひょうたん島」を書いていたとどこかで読んだことがあるけれど、そんなときにお楽しみの話を書く人って、大きい人ですね。
今日は、ないものねだりの話です。
井上さんの話「人を笑わせることが、わけもなくうれしくてしょうがない人間が、人口の5%くらいいます」と。
「ひょっこりひょうたん島」の井上ひさしさんだから、「笑い」「楽しむ」の大御所なのだろうけれど、如何せん、95パーセントに入ってしまう私は、指をくわえて見ているしかありません。
井上さんは子供のとき、カソリック系の施設で暮らしていたことがあります。
昨日の記事では、その時に、「この世は涙の谷」であり、99パーセントの悲しみのなか、残る1パーセントの楽しいことをめざしていくのが人生だと教えられたとありました。
以前には、同じ施設での暮らしを、終戦後であったにも関わらず、食事は充分満ち足りていて恵まれているから、あの宮沢賢治の『注文の多い料理店』を連想して、そのうちにサーカスにでも売り飛ばされるのではないかと、仲間と話したことも…と、読んだことがあります(笑い)。
「この世は涙の谷」と聞かせられる一方で、毎日の食事をそんな風に連想したり…。
うーん、井上さん、ですね。
子供の頃に取り巻いていた環境が、自分形成に大きく影響しているって、こんな時思ったりします。
先月だったか、電話で「真面目な文章だね。引用する文章も真面目だし…」、娘にそういわれました。
そして、付け加えて「これって、誉め言葉じゃないからね」と。
「わかっているって!」と、返しましたが、95パーセント側の人間であることは自他ともに認める事実です。
井上さんは、まだ生活も不安定だった頃に、ビルの一室に起居しながら「ひょこりひょうたん島」を書いていたとどこかで読んだことがあるけれど、そんなときにお楽しみの話を書く人って、大きい人ですね。
今日は、ないものねだりの話です。