日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

風邪気味の1週間、水彩画を観て幸福気分

2008-05-03 09:53:31 | 私の雑感あれこれ
先週土曜の雨の安曇野ハイキングがたたったのか、休むわけに行かず、風邪気味の自分の身体を騙し騙しの1週間でした。

咳き込むので、マスクをつけた月曜日。
(昨今は花粉症の方も多く、勤め人のマスク姿は珍しくありません)
電話対応も、何度に一度か、マスクをしたまま受話器をとっていると・・・

ごめんなさい。近頃耳が遠くて…、よく聞こえないのですが…、
と、
マスクはずして、そ知らぬ振りして、丁寧に応答(ふふふ)。
相手に迷惑かけてはと思っても、一旦咳き込むと、ままならず、ですよね。
ま、1週間で治まりました。

世はゴールデンウィークとのことですが、さして予定もありません。
この年になると、テレビで伝えるゴールデンウィーク情報は、景気高揚対策の一環かな、と眺め、聞き流しております。

先程、二階のベランダに布団を干しにでました。
ハッサクが狭い庭の4分の1程に、光を受けた葉を広げ、一重のつるバラも咲きそろい、二階のベランダは、私的には、我が家の一等席はでした。

昨日、仕事を1時間ほど抜けて、水彩連盟が公募展の地方回覧をやっている愛知県美術館に足を運びました(自転車ですぐ行けるのです)。
友人からの招待状で、展示室に入ると…。
ご褒美にありつけたような、嬉しい気分になりました。
他の皆さんの鑑賞の仕方は、どうなのかわかりませんが、
私は、好きな絵に出合うと、
いつの間にか、絵と交流している気分になるのです。
一人語りかも知れませんが、自分の中の何かが、絵に問いかけて、ワクワクして充足感に浸る、そんな気分になるのです。
血流が早く奔る、そんな感覚で、高揚した思いになり、得した心地を味わう、
そんな性格です。

公募展の作品群ですから、大作ばかり。
普段、大きい絵を描いて、その後はどうするのかしら、なんてほざいたりしていたのだけれど、
そんな言葉は吹っ飛んで、
いいなー、こんな風に描こうとしている、力量と感性の持ち主がこんなにもいて、と、圧倒されました。
勿論、どれもこれも自分のタイプ、ということではありません。
自分の好きないくつかを見つけられ、そんな絵の前に立てたこと、それがいい思いなのです。
私に届いた一枚の招待状に感謝の思いで、帰りの自転車こぎをしていました。



コメント
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