二十歳の青年の詩。
今朝出会った。
ああ、そういえば、娘の高校の入学式の校長先生の迎えの言葉で、
「この学校は宝の山です。この3年間で宝を見つけてください」
と、語って下さったのを覚えている。
この世の中も、宝の山なのかもしれない。
そして、今朝、私は一つの輝くポエムに出会った。
名前しか知らなかったけれど、
凄い詩。
ニーチェ。
1864年9月頃の作とのことです。
知られざる神に
先へ進む前に今一度
先を見渡す前に今一度
孤独なわたしは両手を掲げ
あなたを求め、あなたへと逃げよう
胸の奥底ひそかにわたしは
祭壇をつくり祈ってきた
その声でまた わたしを呼べと
祭壇に深く刻まれて、赤々と燃える
その文字は-「知られざる神に」。
わたしはその神のもの、たとえ
いままで無神の民の下にいたとて
わたしはその神のもの、あたかも
抗う身を引きずっていく縄に縛られるよう
たとえ逃れようとしても
わたしをその神への帰依に強いるよう
知られざる神、あなたを知りたい
わたしの魂の深奥を掴む者
わが生を嵐のように疾駆する者
わたしと似てはかりしれぬあなたを
わたしは知りたい、そして仕えたい
詩: ニーチェ
今朝出会った。
ああ、そういえば、娘の高校の入学式の校長先生の迎えの言葉で、
「この学校は宝の山です。この3年間で宝を見つけてください」
と、語って下さったのを覚えている。
この世の中も、宝の山なのかもしれない。
そして、今朝、私は一つの輝くポエムに出会った。
名前しか知らなかったけれど、
凄い詩。
ニーチェ。
1864年9月頃の作とのことです。
知られざる神に
先へ進む前に今一度
先を見渡す前に今一度
孤独なわたしは両手を掲げ
あなたを求め、あなたへと逃げよう
胸の奥底ひそかにわたしは
祭壇をつくり祈ってきた
その声でまた わたしを呼べと
祭壇に深く刻まれて、赤々と燃える
その文字は-「知られざる神に」。
わたしはその神のもの、たとえ
いままで無神の民の下にいたとて
わたしはその神のもの、あたかも
抗う身を引きずっていく縄に縛られるよう
たとえ逃れようとしても
わたしをその神への帰依に強いるよう
知られざる神、あなたを知りたい
わたしの魂の深奥を掴む者
わが生を嵐のように疾駆する者
わたしと似てはかりしれぬあなたを
わたしは知りたい、そして仕えたい
詩: ニーチェ