中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎)の第3原子炉は現在点検のため休止しているところ、この7月から運転再開する、とのこと。
今、福島原発の地震・つなみ被害による、原発事故の復旧の目途が立っていないのに、である。
10年ほど前に、浜岡原発の見学に行ったことがある。海岸際の原発です。
ずっと、東海地震の危険地域と言われているのに、大丈夫かしら、が何よりもの感想でした。
危機管理は厳重でした。入り口には金属探知機が設置され、テロリストからの予防なんだと聞かされたりすると、原子力が悪意に作動したときの恐ろしさに緊張感が走ったのを覚えています。
数多くの見学者が原発を訪れたことでしょう。そして、多くの人が私と同じような感想を持ったことと思います。
想定される東海地震に対しては、安全対策が充分とられています、と語られていたのでしょうね。
でも、今福島では、想定外の地震が発生したのです。
ということは、福島並の地震が起こることも、もはや想定内、なのが現実です。
そんな現状であるにもかかわらず、更なる補強をしたとの説明もなく、
「7月から再開します」
では、適いません。
新聞によると、中部電力は、現状では電力には余力がある状態。しかし、この夏に去年のような炎暑が続くと、電力不足になる恐れがある。
よって、不足を生じさせないために「再開が必要」
うーん、そうなのであれば、そのとき予想される、不足を防ぐために、例えば家庭では○%の節電が必要、とか、24時間営業を自粛するとか、対案が建てられないものでしょうか。
今福島の原発で起こった事故の収束の確たる手立てが示されていない状況です。
原子力の専門家の知恵を結集して、なおこの状態なのでしょう。
一旦事故が起こってしまうと、こんなに手に負えない、ということを多くの人たちが身にしみて知ってしまった今、なのに、こんな指針を立てる電力会社の神経は理解できません。
今、中電から電気を購入している私たちが、「3号機7月再開の差止め」の声を上げるときだと思います。
今日朝日新聞の「声」欄に早速、3号機再開を反対する投書が載っていました。
連日、投稿欄が中電の方針変更を訴える記事で埋まり、大きな声になったらいいなと、そう思っています。
今、福島原発の地震・つなみ被害による、原発事故の復旧の目途が立っていないのに、である。
10年ほど前に、浜岡原発の見学に行ったことがある。海岸際の原発です。
ずっと、東海地震の危険地域と言われているのに、大丈夫かしら、が何よりもの感想でした。
危機管理は厳重でした。入り口には金属探知機が設置され、テロリストからの予防なんだと聞かされたりすると、原子力が悪意に作動したときの恐ろしさに緊張感が走ったのを覚えています。
数多くの見学者が原発を訪れたことでしょう。そして、多くの人が私と同じような感想を持ったことと思います。
想定される東海地震に対しては、安全対策が充分とられています、と語られていたのでしょうね。
でも、今福島では、想定外の地震が発生したのです。
ということは、福島並の地震が起こることも、もはや想定内、なのが現実です。
そんな現状であるにもかかわらず、更なる補強をしたとの説明もなく、
「7月から再開します」
では、適いません。
新聞によると、中部電力は、現状では電力には余力がある状態。しかし、この夏に去年のような炎暑が続くと、電力不足になる恐れがある。
よって、不足を生じさせないために「再開が必要」
うーん、そうなのであれば、そのとき予想される、不足を防ぐために、例えば家庭では○%の節電が必要、とか、24時間営業を自粛するとか、対案が建てられないものでしょうか。
今福島の原発で起こった事故の収束の確たる手立てが示されていない状況です。
原子力の専門家の知恵を結集して、なおこの状態なのでしょう。
一旦事故が起こってしまうと、こんなに手に負えない、ということを多くの人たちが身にしみて知ってしまった今、なのに、こんな指針を立てる電力会社の神経は理解できません。
今、中電から電気を購入している私たちが、「3号機7月再開の差止め」の声を上げるときだと思います。
今日朝日新聞の「声」欄に早速、3号機再開を反対する投書が載っていました。
連日、投稿欄が中電の方針変更を訴える記事で埋まり、大きな声になったらいいなと、そう思っています。