日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

録画して、連日、毎晩映画を見ている。

2011-05-17 07:31:07 | 映画・テレビドラマ・音楽
あの超話題作。
踊る大捜査線」を続けざまに3作
★★★★ 楽しめる。若き青島刑事のさわやかさで、結果はスカッとして見終われる。
一方、膠着した組織、キャリアと現場の噛み合わせの悪さ加減が平行して存在しており、きっと、今の原子力関連組織や東電の中にも、大なり小なり、こんなギクシャクで渦巻いているのだろうな、と思う。映画は清涼剤。サワヤカ話ではあるけど、組織の膠着加減が現実にもあるとしたら、由々しきことですぞ!

ヒトラーの贋札」2007年ドイツ、オーストリア製作
★★★★★ また、アウシュビッツ告発モノか、というしんどい気持ちで見始めたけれど、事実にもどづくものの強みだろうか、引き込まれてみた。
時代が変わると、コロッと評価も変わるという現実。時代によっても変わらない心根もあるのに、そこのところに、少しでも気づけるひとでありたい。…ワタシごときではなかなかですが。

カチンの森」あのアンジェラ・ワイダ監督の40年暖め17年かかりで製作したという作品。
★★★★  こっちも、重たくて録画しながら、スルーしていたもの。でも見るべき、とこころして、再生スタートボタンON。
ポーランドの将校15000人がカチンの森でスターリンによって虐殺されたという史実に基づくもの。戦争のドサクサで将校たちが連行され戻ってこなかった。長年ドイツ軍が虐殺したと扱われていたが、後年になってスターリンの指示によるものだと判明。いずれにしてもポーランド人はたまったものではない。ポーランドの映画監督の巨匠とし言われるワイダ監督の念願の作品。
コメント
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