2015年製作の日本映画『駆け込み女駆け出し男』。★★★★
時代は江戸後期。鎌倉の東慶寺に夫との離縁を求めて駆け込む女たちの人間模様。
動きがあるカメラワークがいい。セリフがちよっと聞き取りにくい速さのところがあるけれど、それが自然。
NHKが提供しているドラマは、セリフがわかりやすいようにかもしれないけれど、間が一定だからか、セリフを順番に再現しあう学芸会のように思えてしまうのです。言いすぎかしら、すみません。
ウェットを盛り込んでいたり、現代風アレンジがあるのですが、エンターテイメントとして楽しめました。
で、検索してみたら、井上ひさしの遺作「東慶寺花だより」が原作とのこと。
で、さっそく、「東慶寺花だより」のキンドル版を注文して、ipadで読み始めました。
映画はいいですね。
昨今の日本映画は製作費にお金をかけられなくて、という課題があるらしいのですが、この映画は観客動員数がその年のNO.3になったとか。
東慶寺で暮らしている女たち、当然女優さんたちが演じているのですが、化粧っ気がない表情が好ましかったです。
テレビの時代劇は、お化粧バッチリの女性陣ばかりのようで、嘘っぽいのも好きになれないところです。
八犬伝の作者曲亭馬琴が、読み本読者から続編が待ち望まれているのに、書くのに苦しんでいるというエピソードは、井上ひさしさんの原作っぽい。
自分を医者の見習いであり脚本家の見習いと言っている、ひょうひょうとした信之助(大泉洋)が、暗くなりがちの話に漕ぎ見よいテンポとなっています。
時代は江戸後期。鎌倉の東慶寺に夫との離縁を求めて駆け込む女たちの人間模様。
動きがあるカメラワークがいい。セリフがちよっと聞き取りにくい速さのところがあるけれど、それが自然。
NHKが提供しているドラマは、セリフがわかりやすいようにかもしれないけれど、間が一定だからか、セリフを順番に再現しあう学芸会のように思えてしまうのです。言いすぎかしら、すみません。
ウェットを盛り込んでいたり、現代風アレンジがあるのですが、エンターテイメントとして楽しめました。
で、検索してみたら、井上ひさしの遺作「東慶寺花だより」が原作とのこと。
で、さっそく、「東慶寺花だより」のキンドル版を注文して、ipadで読み始めました。
映画はいいですね。
昨今の日本映画は製作費にお金をかけられなくて、という課題があるらしいのですが、この映画は観客動員数がその年のNO.3になったとか。
東慶寺で暮らしている女たち、当然女優さんたちが演じているのですが、化粧っ気がない表情が好ましかったです。
テレビの時代劇は、お化粧バッチリの女性陣ばかりのようで、嘘っぽいのも好きになれないところです。
八犬伝の作者曲亭馬琴が、読み本読者から続編が待ち望まれているのに、書くのに苦しんでいるというエピソードは、井上ひさしさんの原作っぽい。
自分を医者の見習いであり脚本家の見習いと言っている、ひょうひょうとした信之助(大泉洋)が、暗くなりがちの話に漕ぎ見よいテンポとなっています。