仕事や事務連絡以外には、めったに電話をしなくなっている。
かつて電話かけ放題のシステムが開始されると聞いて、プロバイダーの予約までした私なのに。
母。
以前から耳がよくなかったのに、脳梗塞で倒れて、そのあと退院してからは、まったく受話器の私の声を聞こえないという。
それまでは、電話してきていた。長距離電話なので料金が同居家族の迷惑にならないように、一度切って、わたしからかけなおしていたものです。
今は、そんな気遣いしなくてもいい環境にいるのに、何の因果か、聴力の衰えで電話できない。
弟は時々、声だけでも、と受話器を替わってくれるけれど、「世話になっている。(弟夫婦に)ありがとうと言ってくれ」の繰り返しがきこえるだけ。細かい話題はできなくなった。耳の聞こえない生活をしているから、周りから入ってくる情報が極小となり、それでも考えていないはずはないから、同じことを繰り返し考えているのだろう(多分)。
今月半ばに久しぶりに顔を見に行く。
本当はもっと頻繁に、のつもりが、雪が解けてからにしたら、ということで、同窓会出席を兼ねての今月になった。
茶の間の母の定位置の手の届くところにあるカレンダーに「○○ 来る」と書き込みがしてあるに違いない。
2泊のうちの二日目は同窓会会場の温泉泊になる。
で、帰りにも、もう一度顔を出してこようと思う。
祖母(母にとっては姑)は94歳でなくなった。
祖母が90歳を超えたころだったと思うけれど、母は、「ばぁちゃんは、一回一回、○○に会うのが今度が最期になるかな」という気持ちで見送っているんだよ、といったのが、母。
だから、帰りの高速バスの予約時間をひとつ遅くした。
耳が聞こえなくて、話し込むことはできなくなったけれど、きっと、あふれほどの気持ちは持っている母だと思うから。
タイトルと焦点がずれてしまった。
綴りたいことの重心は別にあったのに、、、。またの機会に。
■思いのかけらを付け足します。
定期便のように絵手紙を描いて送るのもいいかな、と思うこともあるけれど、していない。
倒れる前に何枚か送った絵手紙を母は当時住んでいた家の2階の寝室に貼っていたものです。世話をしない癖に、体裁よく絵手紙を送って喜ばそうなんて、そう思われるのではないかと、変に邪推する癖がついています。今の弟の奥さんは器量が大だから、そんな気遣い不要な気がしてはいるのですが。
息子の大学時代に学生ミュージカル「キャッツ」に出演したビデオを母に送ったことがあります。孫のビデオは当然何度も見たいのですが、一度同居家族に操作してもらっただけで、また見たいと長男夫婦に頼むわけにいかず、知り合いの家で2回目を見せてもらったと。
ま、そのビデオは遠方に住む本人に返却したので、実は私ももう一度見たいのですけどね~。今ならDVDにコピーします。苦笑
かつて電話かけ放題のシステムが開始されると聞いて、プロバイダーの予約までした私なのに。
母。
以前から耳がよくなかったのに、脳梗塞で倒れて、そのあと退院してからは、まったく受話器の私の声を聞こえないという。
それまでは、電話してきていた。長距離電話なので料金が同居家族の迷惑にならないように、一度切って、わたしからかけなおしていたものです。
今は、そんな気遣いしなくてもいい環境にいるのに、何の因果か、聴力の衰えで電話できない。
弟は時々、声だけでも、と受話器を替わってくれるけれど、「世話になっている。(弟夫婦に)ありがとうと言ってくれ」の繰り返しがきこえるだけ。細かい話題はできなくなった。耳の聞こえない生活をしているから、周りから入ってくる情報が極小となり、それでも考えていないはずはないから、同じことを繰り返し考えているのだろう(多分)。
今月半ばに久しぶりに顔を見に行く。
本当はもっと頻繁に、のつもりが、雪が解けてからにしたら、ということで、同窓会出席を兼ねての今月になった。
茶の間の母の定位置の手の届くところにあるカレンダーに「○○ 来る」と書き込みがしてあるに違いない。
2泊のうちの二日目は同窓会会場の温泉泊になる。
で、帰りにも、もう一度顔を出してこようと思う。
祖母(母にとっては姑)は94歳でなくなった。
祖母が90歳を超えたころだったと思うけれど、母は、「ばぁちゃんは、一回一回、○○に会うのが今度が最期になるかな」という気持ちで見送っているんだよ、といったのが、母。
だから、帰りの高速バスの予約時間をひとつ遅くした。
耳が聞こえなくて、話し込むことはできなくなったけれど、きっと、あふれほどの気持ちは持っている母だと思うから。
タイトルと焦点がずれてしまった。
綴りたいことの重心は別にあったのに、、、。またの機会に。
■思いのかけらを付け足します。
定期便のように絵手紙を描いて送るのもいいかな、と思うこともあるけれど、していない。
倒れる前に何枚か送った絵手紙を母は当時住んでいた家の2階の寝室に貼っていたものです。世話をしない癖に、体裁よく絵手紙を送って喜ばそうなんて、そう思われるのではないかと、変に邪推する癖がついています。今の弟の奥さんは器量が大だから、そんな気遣い不要な気がしてはいるのですが。
息子の大学時代に学生ミュージカル「キャッツ」に出演したビデオを母に送ったことがあります。孫のビデオは当然何度も見たいのですが、一度同居家族に操作してもらっただけで、また見たいと長男夫婦に頼むわけにいかず、知り合いの家で2回目を見せてもらったと。
ま、そのビデオは遠方に住む本人に返却したので、実は私ももう一度見たいのですけどね~。今ならDVDにコピーします。苦笑