日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

これも、綴るかな。

2018-03-20 15:31:24 | 私の雑感あれこれ
同期会で展開された、耳新しい話。
もちろんテーマは50年以上前のことです。
私達の中学校は1学年333人(若い時の記憶は鮮明。苦笑)。小学校は確か4クラスで176名でした。
どちらもそのエリアでは中心的な学校で、周りには規模の小さな小学校、中学校がありました。
まず、中学校の時の話。
いくつかのちいさな小学校からも集まってくるから333人になるのですが、親分格の私たちの中学校のS君が、ちいさな小学校出身者を見下すので、すごく気分が悪かった、という愚痴です。先生たちも今回の同期会のU高校進学者を決めるときに、どこの小学校から何人をとか、せめてあの小学校からもひとりは、とかそんなふうに決めていた、という話。
まったく初耳。
で、ぼくの出身小学校から誰もU高校受験者を出さないのはよくない、
中学校で学級委員をしていたT君もいるけれど、彼の実力では落ちる可能性が高いということで、ぼくが受験することになったんだ、と。
なんか、えっ!えっ!です。
私はそのT君は、当時の洋服のモデルにでもなれるような坊ちゃん顔で、お弁当の卵焼きの切り口の美しさに、きっと素敵なお母さんがいるんだろうな、と羨望だったイメージでした。
で、無事U高校生になったY君は、今度はどうしたら効率よくいい大学に行けるかと考え、理系科目を捨てて英語をがんばったのだそうです。最小の受験勉強で早稲田の政経に現役合格。就職も日経、共同通信も受かったけれど、雑誌に興味があったので雑誌社を選択した。あの時代にどれもこれも合格して選べる立場だったんだ、と説明。
数学の答案を白紙で出すけれど英語が得意ですごい人と、遠くから眺めていただけで、関わることがなかった人でした。
だのに、なんで根掘り葉掘り語るのか?
大手出版社の看板雑誌の編集長にまでなったと。従来から編集長経験者には取締役の道が保証されているのだけれど、会社勤めだけが人生じゃないと思って中途退社した。取締役に残っていると、年収2500万円、4年間で1億円だよ。それを棒に振ったんだ、と。
なんだこの人。
高校時代の3年間は同じように汽車で通っただろうけれど、一言もしゃべったことはないひと。
中学時代の私の言動にチクリと来たことがあると。 
私の発想がおりこうさん的で、鼻についたのかしら?
彼のライバルT君と比較的親しかったからかしら?

そもそも接点がない人なのに、何を言い出すのか?
充分に家庭教師をつけたりして教育費をかけた(そんなこと知らなかった)K君が慶応高校に進学したことにもしきりにこだわっていた。
なんか変な人、と思った。

そしたら、彼の家庭環境などを知っている人が、「彼の周りの人(家族)の価値観がちよっと変わっているから、かれがそんな発想で会話を展開するのは、すごく察しが付く」といった。

あ~ぁ、50年も前にも、こんな受験のドロドロがあったのですね。
公立高校だし、普通に問題を解けたらいい、それだけだと思っていたのに。
同じ中学生、同じ高校生だったのに、初耳の話でした。

私なんて、先生が、この子を是非U高校受験させてくれと、進学に関心もない親を説得してくれたケースなので、
感覚的にかみ合わない人です。
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間が悪い。

2018-03-20 11:58:24 | 私の雑感あれこれ
去年の暮れに申し込んだふるさと納税のお礼の品が私が出かける日に届くと連絡が入った。
賞味期限が3日という新鮮な北海道の「ウニ」です。

これまでは、発送予定日の連絡が入って、不都合な日があれば知らせるように、という前触れがあったのに、今回は発送しましたとダイレクトのメール。

おいおい。

北陸からは定番のお土産「ますの寿司」を買って帰るから、うに丼はその翌日になるのに~~。ああ、もったいない。
ということで、昨日の月曜の夕食は「うに丼」。2パック入っているので、今晩もウニのメニュー。握りずしにしようかしら。

そして、もうひとつ。
また、かぶらずしが食べたいね~ということで、ネットでお取り寄せ注文をしたばかり。それも届くのが私が北陸に行っているとき。
バカです。かぶらずしは北陸の名産ですから、新装なったステーションビルのお土産物売り場でも手に入るはずなんです。
なんでこのタイミングで注文したのかしら、と、自分の間抜け具合を実感しました。ま、これは賞味期限はウニほどタイトではありませんけどね。
でも、味比べをしようと、一切れのパックを買って帰りました。一切れパックが899円。結構な高級品です。
お取り寄せは4切れ入りで3000円未満だったとかで、現地のお土産品よりはお値打ちということがわかりました。味?
とりあえず食べた4切れ入りの一切れは、くせになる美味しさ、大人の味、美味でした。

ということで、夕食はウニの手巻き寿司とかぶらずしになるかしら。
畑からの収穫物ミズナがたっぷりあるから、それもたっぷり摂取しないと、、、。

今日は雨模様の中、午前中は小学校の卒業式に出席してきました。
先日購入した私としての高級ランクの上着のデビュー日でした。
同期会であった校長先生OBたちもみなさんこんな場であいさつしていたのかな~と思い描いたり。
そういえば、現役の教育長さんもいましたよ。あんな破顔で冗談言っていたI君、神妙にあいさつしているのでしょうね。

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母のこと。

2018-03-20 10:52:17 | 母のことなど
101歳。
ほんとうに100歳超になるなんて圧巻です。
耳がほとんど聞こえません。
全然聞こえないのではないけれど、大きい声で「ご飯だよ」とか「トイレに行きたいか」とか「今日帰るからね」というやりとりが本人に向かって話しかけると通じる程度。
だから、いわゆる会話、やり取りができない。
私が来たことをこころから喜んでいることはジンジンと伝わってくるけれど、懐かしいアレコレの話題を語れるレベルではない。
だけど、私と弟夫婦がしゃべっている茶の間に一緒にいるのが、聞こえなくても満足で、普段は夕食後はベットに入るのに、夜の9時半まで一緒にいた。弟妻も「おばあちゃんはこのひとときが満足なんだと思う」と。
10か月ぶりで、食欲などは変わらずなのだけれど、脳梗塞で右半身に麻痺が残っていること。そもそも悪かった膝がますます衰えてきていること。もちろん高齢化による脳の反応の低下。それらが相まってトイレの失敗はずいぶん増えたらしい。ということは、ひとえに後始末が待っているわけで、介護の一番大変な部分です。3日間のデイサービスを利用しながらも自宅で介護しているなんて、頭が下がります。夜間もどうしているか寝室を覗きに来たり、ポータブルトイレへの移動に失敗して転んでいることもあり、夜間も耳を澄ませているらしいです。
「本人の希望、いっぱいあるのよ。そのうちの1番2番が、息子と暮らすこと。トイレに行くこと(おむつをしないこと)で、せめて、そのふたつはかなえてあげたいと思っている」と弟の奥さん。
なんと、どこからそんな台詞がでるの?と思うほど暖かい対応です。
ありがたい、に尽きます。

弟とは母の生活費のことも話題にしました。
母の金融資産の残額と、年金収入から毎月の生活費不足分の取り崩し額を確認。母の1か月の生活費はほぼ有料老人ホームに入所しているのと同程度でした。
そうしてもらったほうが、私としてはありがたい、そう思います。あと○年は大丈夫そうです。
何年生きるのかはわかりませんが、それが尽きたら私が補てんするつもりです。

弟が週4回好きなスポーツに熱中できているのも助かっています。シニアクラスですが、全国大会出場していることが介護生活の中のアグレッシブな話題です。

■ 追記
母に、庭のバラの開花風景や孫たちの遊んでいるシーンを見せるためにiPadを持参します。
そのいくつかをクリックしていたら、いつか取り込んでいた若き父、母の何枚かの写真(結婚式の二人写真も)にも目が留まりました。
結婚式の一枚は、弟は初めて見る、と言っていました。
若いな~~と。
そして、そう、白黒写真の母は(誰が見てもの)美人だし、父は男前なんです。注)私は母親似ではありません。トホホ
帰る日、弟は私のiPadの父、母の画像を携帯のカメラで写させてくれ、といいました。
今はこんなにシワシワなんだけど、美人だったんだね~と。
介護の世話をするときのささやかなエネルギー源にでもなったらいいのだけれど。








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