日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

なんと恵まれた、我が家は本屋さん。笑

2018-04-02 06:49:31 | 
殆どの本(最近は9割超かな)を電子書籍で読んでいる。

ということは、

読みたい → 検索 → クリック → 読書開始

で、昨日から読みだした本は、日経新聞に広告が出ていた、佐藤優氏の「一五歳」。

彼の高校1年(15歳)の体験談。

1975年。

1975年という年は記憶にある。そして、自分の高校1年のころも記憶にある。

彼は、その15歳という年の夏に東欧、ソ連に一人旅を決行している。
なんという開明的。
読書感想文のための本しか読んだことがなかった私が、文学という世界の扉を開いたばかりなのに。
そして、英語の単語の山にうんざりして、遅読ながらも日々日本文学を読み漁りだしていた15歳。

私は社会主義体制の国に一人旅をする娘を送り出した立場は経験している。
文化度の違い、生活の質の差など、肝を冷やすような話も聞いた。一人旅を決行する娘のエネルギーをヒヤヒヤしながら祈るような気持ちで眺めるしかなかった体験もしている。

ああ、メールというものを初めて習得したのは、海外にいる娘と連絡を取りたいためでした。
先方のPCには日本語文字は当然ないので、ローマ字で、元気でいるかどうか、それだけを確認したかったのを覚えています。

彼の、東欧記は詳細です。

きっと、娘も、体験したからこその思い出を抱えているのだろうな、と思います。

そんなこんなで、分厚そうな本(電子書籍では厚さは分かりませんが、金額から察すると、、、)ですが、私にとっては通勤電車の中も楽しい時間になる本です。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする