日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

東北の旅のこと。

2018-04-23 16:50:03 | 旅行・休養
テーマは桜の名所めぐり、だったのですね。
日頃忙しいもので(弁解)、詳しくは調べないで、パンフレットを見て申し込んだ、という安直パターンでした。
金額は、多分超デラックスだし、ぼんやりと満足を期待していました。

旅行会社に問題があるわけではなく、ただただ安直な私が問題だったのです。
新幹線はグリーン車だったり、毎日ブランド牛のしゃぶしゃぶ、プラスしてアワビの陶板焼きだったり、昼ごはんがホテルでのフランス料理のコース料理。お部屋も○○の奥座敷、と言われる伝統ある温泉の和室。二人分の布団が小さく見えるほど、広~い(一番狭くて12畳)。
温泉とお料理は満点です。・・・これが旅行のスタンダードになると大変!!苦笑

で、不満は、桜の名所以外はどこにも立ち寄らない、ということ。
ガイドさんは、立ち寄るところが桜の名所だけという旅行なので、ガイドの仕事が楽で助かります、と挨拶。
添乗員さんは、会社はガイドなしで添乗員がガイド役も兼ねることが多くなっているのに、この旅行はガイドさんがついていて、楽です、とのこと。ちよっと、楽だと感謝される旅って、変?ですよね。

盛岡からはバスだったのですが、中尊寺、宮沢賢治記念館、石川啄木記念館、青森の古墳の看板も素通り。
初日は青森市の合浦公園の桜のみ。桜はつぼみ。公園を散策する人たちは、桜も咲いていない公園になんで観光バスが着くの?という感じでした。苦笑
ムリなんだけれど、私の本音は近場の山内丸山遺跡見学に変更したい~~という心境。トホホ

浅虫温泉泊。
部屋から津軽海峡につながる海辺が見えて満足。


2日目は津軽鉄道乗車。あの津軽、です。
至ってローカル線。冬はストーブ列車で話題なのだとか。今は『走れメロス号』という、作家にあやかったネーミングになっていました。
高校時代から気にかかっていた「金木」を通るのに、左の窓から見えるのは太宰治の生家であり、現在は斜陽館として、、、でオシマイ。
1両編成のローカル電車内では、車掌さんのお土産物販売がありました。

金木の次の駅が芦田公園という駅で、桜の名所ということで、開花には早すぎたけれど散策してきました。
太宰治も子供のころ遊んだ公園、、、らしい。さぁ、どうだか。苦笑

のちに建立されたという(観光を意識しての)石碑と銅像のあたりまでせかせかと行ってきました。
せめて、そこだけでも、とガイドさんに広い公園のどこにありますか、と尋ねたら、知らない、というか、広いからね~、向こう側じゃないの、なんて生返事。時間も気になるから、桜まつり用の出店の準備中のお兄さんに聞いてわかりました。ほっ









桜の名所訪問がテーマの旅だから、そんなところを訪ねたいと思うほうが、変、という雰囲気が流れて、違和感充満。

でも、津軽鉄道の電車『走れメロス』号に乗ったことを、5歳の孫に写メールで送信できたし、ま、楽しかったから、いいや。

また、斜陽館は次の機会に。

そんなローカル線までは知らないだろうと思っていたら、マニアの5歳児は知っていたそうです。ビックリ!!

子鉄の孫用のお土産(走れメロス号とストーブ列車のキーホルダー)。笑



1日目、2日目と桜はつぼみ。

最高だったのは、盛岡で出迎えてくれた青空の中の雪山、岩手山。翌日の津軽平野の同じく晴天の雪山、岩木山でした。

歌や小説に描かれている、あの地がここなんだ、という気分には浸れました。

お昼は、弘前市内のホテルにて、フランス料理。コース料理なのだけれど、ちょっとメインデッシュが冷めていた。10分遅れたからかしら?

午後は弘前城での桜見物。日当たりのよいお堀端が少し膨らんでいたかな。
でも、圧巻はブルーインパルスのデモンストレーション飛行が見られたこと。
真っ青な空に白い筋が映えて、感動モノでした。知ってはいたものの現地で見たことがなかったので、得した気分になりました。

つなぎ温泉泊。
窓の外にダム湖と津軽の山並みが見えて満足。

つづく。





コメント (2)
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帰宅翌朝、とりあえずの数枚。

2018-04-23 06:56:07 | 庭 4月
旅行から帰って、朝二階の窓から、庭を覗くと、
あらら~、クレマチスの見事なこと。









バラも。
厳かな一番花のプリンセスモナコです。


ブラックティーの一番花。


幅4メートルにも育っているゴールドバニーもポツリポツリと。


コデマリも満開。


フリージアも咲きそろって。黄色がメジャーなのでしょうが、我が家はこの色。


越年したネメシアもようやく開花。


これも越年組、臙脂のサフィニア。


旅の疲れは、ないとは言えないけれど、これから鉢の花たちに水遣りして、今日は仕事です。

がんばるからね ← ワタシへの掛け声  笑

旅の雑話はまた別記事で。









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