日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

庭師の忙しい季節。

2018-04-10 09:26:42 | 庭 4月
なのだろうけれど、今年のわたしは庭での滞在時間が一向に増えない。

ボタンが開花モードになりました。




ワスレナグサはピーク。ムスカリはピークを越えた感じ。




アシュガの紫が目立ってきました。


和の花、ヒメシャガもきれいです。


ミヤマオダマキもあちこちで咲いています。




これは去年購入した、西洋オダマキのオリガミという名前でした。越年したということです。


何度も登場していますが、チューリップもがんばっています。こんなエリアが3か所あります。



■余禄
タオル類を一新しようと思って、バスタオル5枚、フェースタオル5枚をまとめ買いしました。水洗いしたところです。これまでのタオルを処分しようと思うのですが、できるかな?もったいない精神が顔をもたげないでしょうか。苦笑







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『銀河鉄道の父』を読了。

2018-04-10 09:02:11 | 
賢治を育てた父の話です。
小説です。
作者が自分と父の関係をオーバーラップさせたところも、、、なんてちょっと読んだようなところから、父子の人間関係を解剖するかのごとく筆を進めています。
質屋を営み、議員にもなり、文化人を招いて講習会をすべて自分の費用負担で毎年主催する向学心に富んだ父親。学業優秀だったけれど家業を継がなくてはならなかった無念を、長男賢治の子育てに、封建的枠組みの中にありながら、開明的行動にも出る、といったあたり、教育パパの走りなのでしょうか。
教育ママにはありそうなパターンを、父親がやっている、という感じがしないでもない。
そんな自分に執着される立場の長男賢治は、もって生まれた性分は父の期待に応えられず、父とは齟齬の繰り返し。
地域での成功者の家庭。その内側には平穏は見当たらず、妹トシが病に倒れ、最大限の看病もするけれど病没。ついで長男賢治も早逝する。
家族関係には常に普遍的でない部分はあるものだろうけれど、その時代の父子としては、葛藤を抱えて生きていたふうな描写の小説でした。
質屋という家業に誇りを持てなかったことが、ネックなのでしょうか。といっても、賢治は親にカネオクレと頼むタイプの青年だったのだし、それに応じられたのも、困った人にお金を貸して稼ぐ質屋という稼業で富んだ暮らしの家だったから、という現実。

・・・ソウイウヒトニ、ワタシハナリタイ

のであって、そういう人ではなかった、から、そこへの懇願だったのでしょうか。



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