日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

この季節はしみじみとさせられる。

2021-12-01 07:09:38 | 私の雑感あれこれ
喪中はがきが届き始める。
父が、母が亡くなりました。妻の父が、妻の母が亡くなりました。という葉書は、私たち世代の親としては、長命だったのだな~、と受け止められる。

ところが、同世代だったり、若い60代初めの方の喪を知らせる葉書には、日ごろは頻繁な交流がない場合であっても、気持ちがズシンとくる。私が母を見送るさいに体験した、アレコレの顛末が、それぞれ違うにしても、それぞれの家庭で皆さんが体験しておられるのだろう、などと想像したりする。

世の流れ。いつかはその時が来る。誰にでも。
そうは思っている。
もう、72。
何事もなく、すんなりいったとしても、もう人生の8割は経過してきたのだと。残りはあと2割。
そう思うと、貴重な月日です。
これまでの8割経過月日で体験してきたからこそのものの捉え方ができるわけだし、それを生かした月日にしていきたいと、それしかない。

個人的には、そういえば私も喪中ハガキを出す立場、でした。遠距離に住んでいた母が1月27日没、コロナ禍でもあって、コンパクトなお葬式でした。その後懇意にしていた友人の死もあったし、法事などもなかったので、母の死は遠くなっていました。
ま、私個人はずいぶん前から年賀状を書いていませんので、取り立てて喪中はがきを出すこともなし、です。
そして、夫については、年賀はがきを去年と同じ枚数を注文しておいてくれ、と頼まれました。母のお葬式にも行っていないし、10年近く会っていないから、喪中はがきにしようか、との欠片も思っていないでしょう。
私はそれでいいんです。苦笑
でも、私が念じているのは、私の身内あてに「あけましておめでとうございます」のハガキを出しませんように、と。
枚数が多いので、上手く除いてくれるかしら。そして翌年には復活してくれるかしら。
結局、ミスして、いいじゃないか、で終わるようで、そんなことに、ちょっと ハラハラしています。




コメント (2)
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