先日加入したばかりのケーブルテレビで途中から観る。
教壇で教師風の人が語っている
「…自由は誰も奪えない…」
子供たちの顔が映る。
-字幕だけど、私観るわー
と、ほんの20分でEND。
森で蝶を追いかけている少年7、8歳くらいか。
とり損ねて、教師が手助け、捕まえた蝶を眺めて、顕微鏡で蝶の舌をみようねと。
その後戦争になったとのニュース。
少年の家、母親は家宅捜索されて不都合そうなものを暖炉で焼く。
少年にも「(仕立て屋の)お父さんが先生に洋服を作ってあげたことはないといいなさい」と念を押す。
「でも、本当は作ったでしょ」と、いう少年の声はかき消される。
そして、建物から護送車で連行される人々を取り囲むように見つめる町の人たち。
街の人たちは、護送車ら向かう人々に口々にののしる。
「アカ」「人殺し」と。
母親は少年にもののしれと促す。
そして、護送車へ向かう人の最後にあの教師も。
少年の口からも同じ言葉が出る。
そして、教師が荷台に乗り込もうとするときに
「蝶の舌!」と。
途中から観た私は、その「蝶の舌」と叫んだのが分からなかったのですが、教室で
「今は隠れていて見えないけれど、蜜を吸うときは巻いていた舌をのばすんだ」と、その教師が教えたことを、連行される先生に投げかけたのだと(これは調べて分かりました)。
ほんの20分でENDだから、一寸しか観てないくせに半可通のネタバレみたいでごめんなさい。
少年らの服装から見て、1940年代頃のスペインかと思いながら見ていました(かの国は70年代まで軍事政権だったと記憶しています)。
通ってきた時代を、こんな少年の目を通して映像にしているなんて、こんなとき
「映画って本当にすごいですね」と、水野晴郎氏の台詞をはいてみたくなります。
ちなみに製作は1999年です。
教壇で教師風の人が語っている
「…自由は誰も奪えない…」
子供たちの顔が映る。
-字幕だけど、私観るわー
と、ほんの20分でEND。
森で蝶を追いかけている少年7、8歳くらいか。
とり損ねて、教師が手助け、捕まえた蝶を眺めて、顕微鏡で蝶の舌をみようねと。
その後戦争になったとのニュース。
少年の家、母親は家宅捜索されて不都合そうなものを暖炉で焼く。
少年にも「(仕立て屋の)お父さんが先生に洋服を作ってあげたことはないといいなさい」と念を押す。
「でも、本当は作ったでしょ」と、いう少年の声はかき消される。
そして、建物から護送車で連行される人々を取り囲むように見つめる町の人たち。
街の人たちは、護送車ら向かう人々に口々にののしる。
「アカ」「人殺し」と。
母親は少年にもののしれと促す。
そして、護送車へ向かう人の最後にあの教師も。
少年の口からも同じ言葉が出る。
そして、教師が荷台に乗り込もうとするときに
「蝶の舌!」と。
途中から観た私は、その「蝶の舌」と叫んだのが分からなかったのですが、教室で
「今は隠れていて見えないけれど、蜜を吸うときは巻いていた舌をのばすんだ」と、その教師が教えたことを、連行される先生に投げかけたのだと(これは調べて分かりました)。
ほんの20分でENDだから、一寸しか観てないくせに半可通のネタバレみたいでごめんなさい。
少年らの服装から見て、1940年代頃のスペインかと思いながら見ていました(かの国は70年代まで軍事政権だったと記憶しています)。
通ってきた時代を、こんな少年の目を通して映像にしているなんて、こんなとき
「映画って本当にすごいですね」と、水野晴郎氏の台詞をはいてみたくなります。
ちなみに製作は1999年です。