唐詩三百首1(平凡社東洋文庫)
李白「関山月」を読む。末尾の2行。
「応」に「詩」がある。
実景が「応」の一文字によって想像の世界に転換する。その急激な運動が、想像の切なさを彩る。
精神、感覚の急激な運動をすくいとり、定着させることばが「詩」である。
李白「関山月」を読む。末尾の2行。
高楼当此夜
嘆息未応閑
「応」に「詩」がある。
実景が「応」の一文字によって想像の世界に転換する。その急激な運動が、想像の切なさを彩る。
精神、感覚の急激な運動をすくいとり、定着させることばが「詩」である。