△写真下中央から右上に伸びる500階段
2018年冬のプサン訪問でも、日ごろの運動不足解消を兼ね、プサンの
街を精力的に歩いた。
△第1階段(500階段の登り口)
特に、丘陵の街、ヨンジュ(瀛州)洞で、平地部から山頂部の
民主公園まで一直線に伸びる長い階段を登り切ったことは、いい
経験になった。
△第2階段
ここでは便宜的に、その長い階段を「500階段」と呼ぶことにする。
△第3階段
実際、ゆうに500段は超えそうな長い長い階段なので、登る日の
前日には、真剣に悩んだ。
△高層マンション団地を抜ける第4階段
加齢と体重増加、さらには肺の持病により、体力が低下している
「ヲタク」にとって、無謀な挑戦なのではないかと。
△第4階段の上から振り返った景色
最悪、途中で意識を失ったり、階段から転げ落ちでもしたら・・・。
△登り坂の奥に第5階段
しかし、「ヲタク」の心配は全くの杞憂に終わった。
△最後に登った第6階段と忠魂塔
覚悟を決め、現地に足を運び、いざ階段を登り始めてみると、
ヨンジュ洞の500階段は、草梁洞の168階段や水晶洞の270階段に
比べ、格段に傾斜が穏やかで登りやすかった。
△山頂部の民主公園から500階段方向を望む
「ヲタク」に若い頃のような体力がないのは事実だ。
△民主公園からは影島も見える
それでも、今回の500階段完全登頂は、少なからず「ヲタク」に
自信を与えてくれた。
これからも、足元には十分気を付けながら、体力と健康の許す限り、
プサンの階段を登り続けたいものである。
(終わり)
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△270階段のスタート地点
2018年夏のプサン訪問では、ついに水晶洞の270階段を完全踏破
した。
△中間地点から頂上を見上げる
今回は前日に荒嶺山の登山で辛酸をなめていたので、この270階段の
踏破くらい、肉体的にも精神的にも全く苦にならなかった。
荒嶺山に比べれば何ということはないのだ。
△佐川洞の景色
途中、佐川洞方面を振り返り振り返りしながら、楽しく登らせて
もらった。
△佐川洞にも長い階段がありそうだ
それにしても、PM2.5の影響で、この夏もプサンの空はずっと霞
(かすみ)がかっていた。
△270階段の終点
健康のことを考えれば、わざわざ猛暑のこの時期に、外を歩いて
PM2.5を吸い込んで回るのも、考えものではある。
△下りに使った階段は勾配が少し緩やか
なお、下りは別の階段を使い、バス通り(山腹道路)まで降りた。
その後、水晶2洞のバス停からバス(22番)に乗り、一旦、駅前の
ホテル(草梁洞)に戻り、シャワーを浴びた。
もちろん、汗だくになった下着と上着の着替えもした。
ついでに書けば、プサン滞在中の一切の衣類の洗濯は、全て
水洗い・室内干しで済ませた(乾燥後のファブリーズは中高年男の
たしなみ)。
(終わり)
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2017年冬のプサン訪問で、「ヲタク」が一番苦しい思いをしたのが
水晶洞の270階段だった。
△「ヲタク」が登った階段
実際、登ったのは270階段の3分の2ほどだったが、それでも長くて
高い階段だった。
△道を挟んで下に続く階段。今回、この部分は登っていない。
正直、今回は場所の確認のみにとどめ、登るのは次回に回そう
という誘惑にかられもしたが、まず、3分の2だけでもと思い直し、
上の階段に向かった。
△途中休憩を取り、水晶洞を望む
途中、何度か休憩を取りながら、登り終えた時の爽快感、達成感と
言ったら。
△270階段の最上部
登山と共通する部分もあるのかもしれない。
270階段を登り終えた「ヲタク」は、今度は、草梁洞方面に
向かい、階段と坂道を下って行った。
△水晶洞の高台から草梁洞方面へ
途中でバスに乗るつもりだったが、結局、釜山駅近くの宿まで
歩いて帰った。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△「幸福100階段」降り口
2017年冬、「ヲタク」はプサン市凡一洞のイ・ジュンソプ通りを
訪れた。
△建設当初は妻の名を取り「マサコ展望台」だったイ・ジュンソプ展望台
釜山駅前からバスに乗れば20分ほどで着く距離だ。
△展望台下の公園
アートギャラリーはまだ完成していなかったが、展望台や階段、壁画
などをゆっくり見て歩いた。
△幸福100階段
階段横で、「ヲタク」が彼のファンになるきっかけとなったイラストを
見つけた時には、小さな感動をおぼえた。
日韓の国交がなかった時代に、日本の家族に向けて出した手紙画の
意味は非常に重い。
それにしても、彼の自然すぎる日本語はストレートに「ヲタク」の
胸を打つ。
絵葉書でも売っていれば記念に買って帰ったところだが、そうした
物は目につかなかった。
新聞で報道されていたバラック小屋風のアートギャラリーはまだ完成
していなかった。
△民家の壁には絵
アートギャラリーが完成すれば、再度、訪れてみたい通りである。
(終わり)
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2014年夏のプサン訪問では草梁洞の北隣、水晶(スジョン)洞も
散策した。
△水晶洞の街並:港側
まず、山手の山腹道路をタクシーで水晶洞の高台まで走り、
降りた場所から草梁洞の妻の実家まで歩いて帰った。
水晶洞も草梁洞と同じく坂の街である。
△水晶洞の街並:山手(写真中央付近に「ヲタク」が昇った階段が見える)
傾斜地の高台まで住宅がびっしり密集している。
△①「ヲタク」が昇った階段の入口
当然、階段も多い。
△①の階段
今回、「ヲタク」が上った階段は、遠くからも一目でその存在が
わかる、幅が広くて長い階段だった。
△一つ目の階段の頂上からタクシーを降りた地点を望む
一つ目の階段を登り終えると、道路の向こうにさらに階段が
続いていた。
△二つ目の階段
二つとも傾斜はそんなに険しくなかったが、そんなに
楽な階段でもなかった。
△二つの階段を昇り終えた地点
二つ目の階段を上り終えたところにあったスーパーで
梅ジュースを買い、しばらく休憩をとった。
休憩をとった後、今度は別の階段を下り、草梁洞方面に
向かった。
△階段を下って右手が草梁洞方面。正面に見えるのは影島。
機会があれば、夜の水晶洞にも足を運び、夜景を撮ってみたい
ものである。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
ヨンジュ洞の1か所の階段にモノレールが設置されたからと
言って、実際のところ、その恩恵にあずかることのできる
住民は洞民全体から見れば極々少数だ。
例えば、同じくヨンジュ洞のコモドホテル近くにある階段。
上から下を望めば、大の大人でも足がすくみそうなくらいの
急こう配の階段だ。
釜山には、こうした階段がいたるところにまさに無数(?)に
存在している。
歩行弱者にやさしい傾斜地の街づくりは、今、プサンで
緒(ちょ)に就いたばかりと言ったところか。
がんばれプサン!
(終わり)
△ヨンジュ洞の市場
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は、めずらしく妻の実家の
ある草梁洞以外の街も精力的に散策した。
例えば隣町のヨンジュ洞。
草梁の中華街を通り抜けた向こうに広がる住宅街だ。
△ヨンジュ洞の様子
ただ、このヨンジュ洞散策は最初から決めていたことではない。
どうしても登ってみたくなる階段に出会ったことが、そのきっかけに
なったのだ。
△丘陵地帯へと続く階段
この上の写真の階段が、「ヲタク」をヨンジュ洞に誘ってくれた
運命の階段だ。
この階段のおかげで、「ヲタク」は、新しいプサンに出会うことが
できた。
△丘陵地帯中腹の階段
ヨンジュ洞の階段を登りに登って「ヲタク」が到達した新しい
展望スポットについては、別の稿で紹介することにしたい。
(終わり)
△階段の降り口
前回のプサン訪問記で「恐怖の百段階段」として紹介した
急傾斜の階段に正式な名称があることを、2009年冬の
プサン訪問で初めて知った。
階段降り口横に立つ電信柱に、通りの名称が表示されて
いたのだ。
見ると、「168계단길(168階段通り)」とある。
ここにある「168계단(168階段)」が、つまり、この階段の
名称なのだ。
△草梁の「168階段」
実は、この「168계단(168階段)」は、階段下の地名としても
使われている。
△階段下の地名表示
これも今回初めて知ったことだ。
実にささいな発見だが、草梁ファンの「ヲタク」としては、けっこう
うれしい新発見だった。
△階段下の地名表示(2)
それにしても、以前、この階段下のすぐ近くに、妻の姉家族が
住んでいたこともあったのだが、今頃になってこの地名を
知るとは、全くもって迂闊な「ヲタク」であった。
(終わり)