福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

ご飯のすすむ絶品キムチ

2025年01月19日 | 【日常の韓国】

この週末、ブログ主家族の5人全員が福岡市の箱崎に集い、焼肉ランチを
食べた。


店は、最近、家族ぐるみでハマっている、贔屓の焼肉屋さん。

△柔らかくておいしいお肉は、ブログ主の大好物

この日も、柔らかくて美味なお肉に大満足。

△絶品キムチは、コクと深みのある甘さ

加えて、白菜キムチも絶品だった。韓国出身の妻に言わせると「甘すぎる」
と低評価ながら、ブログ主の舌には、絶品級のうまさだった。コクと深みの
ある旨味に、自然、いつもよりご飯もすすんだ。

(終わり)

無実の脱獄囚の恋

2025年01月17日 |  ┗注目女優
폭풍전야   「嵐の前夜」 〇----
(2178)



2010年に公開された恋愛映画。

無実の罪で終身刑に服していた男が脱獄に成功し、真犯人を突き止め
追い詰めるが、真犯人は自首する代わりに自死してしまう。その後、男は、
脱獄を助けてくれた囚人に依頼されていた言伝を届けるため、ある
ワケありの女性を訪ねる。そして、男とその女性は、先の見えない悲しい
恋に落ちていく・・。


△主人公女性を演じたファン・ウスレ

エイズ問題も絡むややこしい展開の物語で、ブログ主の趣向には全く
合わない映画だったが、ワケありの主人公女性を演じたファン・ウスレは、
間違いなく魅力的だった。

(終わり)

韓国のダイコン甘酢漬け

2025年01月16日 |  〇我家の韓国料理


妻(プサン出身)が、ブログ主が作ったダイコンで「쌈무」を作っていた。

ダイコンのピクルス、あるいは、ダイコンの韓国式甘酢漬け、と言った方が
わかりやすいだろうか。

韓国では、焼肉の付け合わせなどで、よく出て来るヤツで、ブログ主が
大好きな漬物だ。


(終わり)

次回、プサン訪問に向けて

2025年01月15日 | 【釜山情報】
■ 200계단 대신 엘리베이터…경사진 산동네에 “경사 난 기다”
 200の階段に代わりエレベーター...
 急傾斜の町に「めでたいことが起きたったい」(※方言)
<ハンギョレ新聞 2024年10月9日>


△부산 부산진구 범천동 산복마을 ‘호천마을’에 설치된 경사형 엘리베이터 
1층 승강장.
△プサン市釜山鎮区ポムチョン洞「虎川マウル」に設置された傾斜型
エレベーター1階乗り場

・부산 호천마을 등 ‘이동 복지’ 각광
・プサン、虎川マウルなど「移動福祉」に脚光


△부산 부산진구 범천동 산복마을 ‘호천마을’에 설치된 경사형 엘리베이터 
2층 승강장에서 내려다본 모습.
△プサン市釜山鎮区ポムチョン洞「虎川マウル」に設置された傾斜型
エレベーター2階乗り場から見える景色

-中略-

현재 부산에 있는 산복마을에 설치된 승강기 등 이동 편의시설은 서구 6곳,
중구 4곳, 동구 2곳, 부산진구 1곳 등 모두 13개다
.

現在、プサンにある山腹の住宅街に設置された傾斜型エレベーターなどの
支援施設は、西区6、中区4、東区2、釜山鎮区1の合計13か所

<終わり>

・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・

こんなことも珍しい。

この冬、プサンを訪問したばかりのブログ主が、すでに次回のプサン訪問に
向けた下準備を進めているのだ。

今年の夏になるか、冬になるかはわからないが、いずれにしろ、次回の
プサン訪問時に見学する複数の傾斜地エレベーター(一部モノレール)の
場所、回る順番、そして移動に使う市内バスの路線(路線番号や停留所の
位置)などを、インターネット上の各種サイトや地図を活用しながら
調べている。

上で紹介した記事は、そうした下準備の過程で参考にした1本の新聞記事。

現時点では、次回のプサン訪問で、上記記事にあるプサン市内13か所の
エレベーターのうち、ブログ主がまだ見学していない7か所(東区草梁洞の
改装された168階段エレベーターと山腹道路沿いではない南区の1か所も
合わせれば合計で9か所)を、まとめて見学して回る計画だ。

この見学を通じ、ブログ主は、人の暮らす街、プサンの新しい息吹を感じる
ことになるだろう。

(終わり)

ノーベル賞と韓国映画

2025年01月14日 |  〇映画・映画音楽
채식주의자  「菜食主義者」 〇〇〇〇-
(2177)



2024年10月、ハン・ガン(参考:ウィキ)のノーベル文学賞受賞を受け、
再公開された成人指定映画。ハン・ガンの同名小説を原作とする2010年
公開の作品だ。


△病院の治療さえ拒むようになっていく女性

主人公は、拒食症と統合失調症を併発していく若い女性と、彼女を
保護し、見守る姉。

ブログ主の趣向には全く合わない映画だったが、いろいろなことを
考えさせてくれる映画ではあった。

彼女の精神を追い詰め、壊していった外的な不条理があるとすれば、
それは暴力的で身勝手な周囲の男性たちであった。

結婚後の生活の中で、彼女は夫に、幼いころ、飼い犬を撲殺し食卓に上げた
父親の頑迷さや暴力性と共通するものを感じてしまったのかもしれない。
そして、それが幼いころ、飼い犬の撲殺から受けた深い心の傷、トラウマを
呼び起こし、奇妙な夢へとつながり、彼女に、まず肉食を拒否するという
初期の症状を発症させたとも考えられる。

また、肉食を拒否するようになった彼女を衝動的な自傷行為へと追い込んだ
のは、間違いなく、親族が集う食卓の場で、暴力を使ってまで料理の肉を
彼女の口に押し込んだ父親であった。

さらに、夫と別れた後、彼女の病状に追い打ちをかけ悪化させたのは、
義理の兄(姉の夫、後に姉とは離婚)の非常に身勝手で倒錯した欲情で
あったことに間違いはない。

いずれにせよ、強い印象とともに、やるせなくも重苦しい余韻を残して
終わる映画であった。

(終わり)

白黒映画で武装工作員

2025年01月13日 |  〇映画・映画音楽
보이지 않는   「見えない」 〇〇---
(2176)



2024年に公開された異色の軍事アクション映画。一部を除き白黒映画。



1996年に起きたカンヌン浸透事件(参考:ウィキ)を題材に創作された
映画。現在まで行方不明とされてる1人の北朝鮮の武装工作員を追いつめて
いった、韓国側の元武装工作員の奮闘が描かれている。

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、深い山中での緊張感に満ちた
追撃戦には、そこそこ引き込まれてしまった。


(終わり)

イケメン2人に希望なし

2025年01月12日 |  〇映画・映画音楽
태양은 없다 「太陽はない」 〇----
(2175)



1999年に公開された犯罪映画。無職のイケメン青年2人が繰り広げる
青春映画だ。


△借金を抱えたチンピラ(左)とパンチドランカーの元ボクサー

八方ふさがりの現状から脱出するために、犯罪行為も含め、必死に
もがく2人だが、もがけばもがくほど状況は悪化するばかり。

出口、つまり、未来への希望は一切、見えてこないが、それでも、2人は
決して絶望しない。

息苦しくなるような青春を描いた、何とも暗い映画だった。

(終わり)

韓国系米国人との恋

2025年01月11日 |  〇映画・映画音楽
러브   「ラブ」 〇〇---
(2174)



1999年に公開された恋愛映画。

マラソン選手の韓国人青年とロサンゼルスに暮らす韓国系アメリカ人
女性の恋を描いた映画。


△LAを走る主人公男性

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、韓国系アメリカ人の生活に
ついて、多少は学べることのある作品だった。


(終わり)

中華配達夫の不運

2025年01月10日 |  ┣銀幕のチャジャン
최후의 만찬 「最後の晩餐」 〇〇〇--
(2173)



2003年に公開されたコメディ映画。

それぞれに人生に行き詰まったワケありの男2人と女1人が出会い、
3人でドタバタ劇を繰り広げた末に、それぞれが希望を取り戻し、新しい
人生をスタートさせる物語。

笑いあり、涙ありの、心温まる映画だった。


△「迅速配達」は配達夫のモットー

なお、残念ながら、この映画にブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)が登場することはなかった。

それでも、チャジャン麺を運んでいた可能性の高い中華の配達夫は、登場
してくれた。


△主人公に声をかける配達夫

それも、オープニングのアニメで1回、劇中に1回、あわせて2回の
登場だった。


△主人公からいきなり蹴りを入れられる配達夫

劇中の登場は、短気な主人公にいきなり蹴りを入れられてしまう災難に
見舞われるシーンだった。

映画の中での話とは言え、中華の配達夫もなかなか大変である。


(終わり)

旅映画の結末は残酷

2025年01月09日 |  ┣銀幕のチャジャン
■ 고래를 찾는 자전거  「くじらを探す自転車」 〇----
(2172)



2011年に公開された悲劇的なロードムービー。

全羅道に住む少年と幼い妹が、ワケありの指名手配犯と3人で、くじらを
見るために日本海岸目指して自転車の旅に出かける。兄は、視力を失いつつ
ある妹の目が見えるうちに、妹にくじらを見せてあげたかったのだ。紆余
曲折の末、非常に残酷な結末で終わる旅映画だ。


△チャパゲティを食べる兄妹

この映画では、物語の本筋とは別に、主人公の兄妹がインスタントの
チャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)を食べるシーンが登場し、
チャジャン麺ウォッチャーを自任するブログ主を喜ばせてくれた。


△ジャンボカップのインスタントチャジャン麺

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

やはり、子どもには辛口のラーメンより甘口のチャジャン麺がよく似合う。

(終わり)

コロンビア映画の韓国版

2025年01月08日 |  〇映画・映画音楽
■ 히든 페이스  「ヒドゥン・フェイス」 〇〇---
(2171)



2024年に公開され、101万を超える観客を動員したサスペンス
スリラー。同名のコロンビア映画(参考:ウィキ)をリメイクした
韓国映画だ。



同性愛者の女性2人が、1人の男性を絡めながら、完全防音の隠し部屋を
使い、繰り広げる、倒錯した愛の物語。

ブログ主の趣向には全く合わない映画だったが、物語の展開にはそこそこ
引き込まれてしまった。


(終わり)

IDバレーと韓国映画

2025年01月07日 |  〇映画・映画音楽
1승   「1勝」  〇〇---
(2170)



2024年に公開されたスポーツ映画。舞台は、韓国の女子プロバレーボール
リーグ。主人公は、ソン・ガンホ演じるワケありの男性監督。



主人公が急遽率いることになった全戦全敗中の弱小チームが、対戦相手の
各種データや選手の細かい癖まで分析しながら、戦術を組み立てていく、
いわゆるIDバレーを駆使し、リーグ最終戦に最初の1勝を挙げるまでの物語。

正直、ソン・ガンホに精緻なデータ分析など似合うはずもなく(?)、終始、
感情移入の難しい映画だった。

(終わり)

銭湯は人間交差点

2025年01月06日 |  〇映画・映画音楽
억수탕 「滝乃湯」 〇〇〇〇-
(2169)



1997年に公開された異色のブラックコメディ―。


△女装して女湯に入る変態男

プサンの1軒の大衆浴場を舞台に、毎日のように繰り広げられる呆れた
ハプニングを、乾いた視点で描いている。ヤクザに泌尿器科の医者、
女流写真家の卵、それに変態男、ロシア人美女、垢すりの男女従業員
などなど、ユニークな人物たちが多数、登場する。

ブログ主の笑いのツボを多角度から突いてくる、本当に笑えるコメディ
映画だった。


(終わり)

カルト詐欺集団との闘い

2025年01月05日 |  〇映画・映画音楽
원정빌라 「ウォンジョン マンション」 〇〇〇--
(2168)



2024年に公開されたインディーズ系の社会派サスペンス。

あるカルト教団(詐欺師グループ)が、再開発を前にしたマンションの
住人たちを、色仕掛けも含むあの手この手で洗脳していく。教団の最終
目的は、1枚でも多くの権利証を住人たちからだまし取り、それをお金に
かえること。

一方、1人親である母親が洗脳されてしまった主人公青年と彼の仲間たちは、
教団の企みを阻止するために奮闘する。


△詐欺の手法として宗教を利用する男たち

なかなか見ごたえのある映画だった。

(終わり)

韓国経済成長のシンボル

2025年01月04日 |  ┣釜山港


2024年冬のプサン訪問時に、プサン港国際ターミナル正面で撮った写真。

目下、建設中の2棟の高層マンションだ。「ロッテ・キャッスル」なる
ブランド名から、ロッテ財閥系の資本の入ったマンションであることが
わかる。

日本の内閣府のまとめによれば、1人当たりのGDP(国内総生産)を
比較した場合、2022年を境に、すでに韓国が日本を上回っている。

この間の韓国の目覚ましい経済成長の一つのシンボルが、こうした
高層マンションと言えるだろう。ブログ主が韓国観察の基点にしている
プサン都市圏に限っても、ここ2、30年の間に、まさに雨後の筍のような
勢いで増えてきた。


(終わり)