「まさか」とは思いつつも、韓国の国技・テコンドの例もあるので、
韓国のどんど焼きの歴史に若干の疑念を感じざるを得なかった「ヲタク」は、
ネイバーニュースのライブラリー検索機能を使い、誰にでもできる
ごくごく簡単な検証を行ってみた。
△ネイバーニュースの検索サービスより
この機能を使えば、一部に日本統治時代の新聞記事(東亜日報)の
データベースも活用できるのだ。
△ネイバーニュースのライブラリー検索サービスより
試しに「달집」(どんど焼きの薪の山)を検索にかけたところ、かなりの
件数の記事がヒットした。
△ネイバーニュースのライブラリー検索サービスより
例えば、上にあるように1939(昭和14)年3月9日付の
東亜日報の写真付き記事では、旧正月15日に慶尚南道密陽の
村落、実に数十か所でどんど焼きが行われ、市街全体がけむりに
覆われるなどの被害が生じたことが報じられている。
この記事は、どんど焼きを「迷信による弊習(悪弊)」と決めつけ、
さらには薪(たきぎ)の乱獲が松林を破壊していると非難するなど、
現代とは正反対とも言える否定的な見方が、面白いと言えば面白い。
いずれにしろ、韓国風どんど焼きが、国技・テコンドとは異なり、
少なくとも1930年代の韓国に存在していたことは確実だと言える。
(終わり)
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