医師としてやれることをやろうと、コレラが流行った集落に向うも、医師たちはそこを立ち去ろうとしているし、一人元気がいいのは、なんと魔よけの札を体中に貼り、集落の者にも札を分け与えようとしている者のみ。
この間助けた若い母親もコレラにかかり、成す術のないジニョクが出来るのは砂糖を混ぜた水を飲ませることだけだ。
イ・ハウンの一人息子もコレラにかかるが、もちろん両班達が彼の息子を助けるわけがない。
「あの人なら出来るかも・・・・」チュノンがふと漏らした一言にすがるようにジニョクに息子を預けるハウンだが、人でもなく、治療薬もなく、そして金もなく・・・・ただただ無力感を感じるジニョク。
「お父さんはなんでも作れるよ。」そんな息子の言葉を聞いて、注射針、点滴の機材を作ることを思いつくジニョクだが、まだゴムもない時代なのだ。
しかしここで何もせずに、イ・ハウンの息子が死んでしまえば時代が変わってしまうと、悩むジニョク。
しかし金はなんとかイ・ハウンが工面し、そしてゴムのチューブはコレラをあれだけ怖がっていたヨンレがジニョクの元に届けるのだ。
「私が病気と闘えるように、助けてください。」と自らジニョクの手伝いを申し出るヨンレ。
そんな婚約者の姿を見て不安になる捕盗庁従事官のギョンタク。
*****
空け者のふりをして、世渡りしているイ・ハウンも、一人息子を助けるためにはなんだってやるのだ。イ・ハウンのまわりの権力抗争もうっすら分かってきたし、婚約者を大事に思うギョンタクの気持ちも分かり易い。
そして物の無い中で、自分の能力とそして自分の存在価値について常に向き合わねばならないジニョクの辛さも分かり易い。うじうじした悩み方でないのもいい。やっぱり話がうまく出来ているので、見ていて面白いなと思う。
この間助けた若い母親もコレラにかかり、成す術のないジニョクが出来るのは砂糖を混ぜた水を飲ませることだけだ。
イ・ハウンの一人息子もコレラにかかるが、もちろん両班達が彼の息子を助けるわけがない。
「あの人なら出来るかも・・・・」チュノンがふと漏らした一言にすがるようにジニョクに息子を預けるハウンだが、人でもなく、治療薬もなく、そして金もなく・・・・ただただ無力感を感じるジニョク。
「お父さんはなんでも作れるよ。」そんな息子の言葉を聞いて、注射針、点滴の機材を作ることを思いつくジニョクだが、まだゴムもない時代なのだ。
しかしここで何もせずに、イ・ハウンの息子が死んでしまえば時代が変わってしまうと、悩むジニョク。
しかし金はなんとかイ・ハウンが工面し、そしてゴムのチューブはコレラをあれだけ怖がっていたヨンレがジニョクの元に届けるのだ。
「私が病気と闘えるように、助けてください。」と自らジニョクの手伝いを申し出るヨンレ。
そんな婚約者の姿を見て不安になる捕盗庁従事官のギョンタク。
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空け者のふりをして、世渡りしているイ・ハウンも、一人息子を助けるためにはなんだってやるのだ。イ・ハウンのまわりの権力抗争もうっすら分かってきたし、婚約者を大事に思うギョンタクの気持ちも分かり易い。
そして物の無い中で、自分の能力とそして自分の存在価値について常に向き合わねばならないジニョクの辛さも分かり易い。うじうじした悩み方でないのもいい。やっぱり話がうまく出来ているので、見ていて面白いなと思う。