私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

赤道の男 第19,20話

2012-06-09 18:50:20 | 韓国ドラマ さ行
父の意識は回復せず、検事の職も離れることになりすべてを失ったジャンイル。
しかしすべてを失ったのはジャンイルだけではない。ソヌが手をまわしたことであの会長も妻に裏切られ、すべてを失くしつつあるのだ。
しかし、ソヌも再び視力を失うのでは・・・と思われる兆候。復讐はどんどん進むが誰も幸せになっていないではないか。
父が亡くなったことで自暴自棄になった上に、ソヌの実の父があの会長であったことを知ってしまうジャンイル。
ジャンイルに残った道は会長に、そしてソヌに銃口を向けることだけだ。。。。。

しかし、それも成功するはずもなく、ジャンイルは高校生の時代に戻ってしまったかのようだ。
「お前の父さんに別荘に行くなって言って欲しいんだ。全部は思い出せないんだけれど、なんだか悪いことが起こるはずなんだ。」思い出す記憶はまだらでも、心は悲しい出来事が起こる前に戻りたいようだ。
しかしソヌとあの断崖絶壁から海を見つめたことで、自分がやったことを思い出すジャンイル。そんなジャンイルが出来ることは、あの日のソヌの変わりに自分が海に飛び込むことだったのだ。

ジャンイルを失ったソヌは、自分の本当の父親が会長であることをジウォンに告げ、「なぜ黙っていてくれなかったの?」と受け入れることが出来ず衝撃を受けているジウォンを残し、今度は待っていてくれという言葉は残さず、一人赤道に旅立つのだ。

そうだ。育ての父親と一緒に行きたいと言っていた赤道。最終回なら赤道に旅立たねば・・・・会長は刑に服し、ジャンイルは一人旅立ってしまった。残されたソヌが行くべきところはただ一つ。赤道に決まっている。

しかし、ずっと彼を待ち、彼を見守り続けたジウォンはちゃんと赤道に男を迎えに行くのだ。
******

最終回まで見ていたのに、短いソウルの旅があったり、コンサートがあったり、スンホンのドラマを見たり、すっかり赤道の男のことが過去の話になってしまった。

編集が間に合わなかった19回の放送事故をリアルタイムで見たのが、このドラマの思い出になってしまったのがやや残念。
ジャンイルを演じたイ・ジュニョクは、罪の意識に揺れる若手検事のホープという両極端な面がある役だったからかなり厳しい撮影だったと思う。
表情がどんどん能面のようになっていってしまったのがとても印象的だった。