私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ホワイトバンド

2005-08-13 20:11:46 | なんということはない日常
ソン・スンホン(宋承憲)だの黎明(レオン・ライ)だの騒いでいるが、本当はハリウッド俳優も大好きだ。特にERに出演しているジョージ・クルーニーが好きで、あのドラマを欠かさず観ていた頃は、子どもの頃の夢だった看護婦になることを簡単に諦めた自分の意志の弱さを、残念に思ったりまでしていた。
看護婦になっていたら、ジョージ・クルーニーのような医師が自分の身近に出現していたはずと、有り得ないことを想像し残念がっていたのである。

「ほっとけない世界のまずしさ。」という言葉とともに、ホワイトバンドをつけた有名人のポスターの中にジョージ・クルーニーの姿を見つけ、新宿の紀伊国屋書店で300円のシリコンゴム製のバンドを購入。

ジョージ・クルーニーの姿に釣られてバンドを買っただけの私に一体何が出来るだろうか?でもジョージ・クルーニーのおかげでこの問題に興味を持つようになったことは確かだ。


ほっとけない世界のまずしさ

アジアのお菓子

2005-08-12 22:37:42 | なんということはない日常
アジアに支社がある会社に勤務しているせいで、アジアのお菓子をお土産に貰う機会が多い。
タイへ出張した人から貰ったバナナチップは美味だったし、シンガポールの駐在の人がお土産に持ってくるシュリンプロール(海老味の小さな春巻きタイプのスナック菓子)はとてもいいビールのつまみで、ビールが何本あっても足りない程だ。
そんな風に貰うのを心待ちにするお菓子もあれば、妙に甘いだけのものもあったり、安っぽいセロハンの包装が如何見てもいい加減なものもあったりするのが、アジアのお菓子の面白いところだ。

ベトナムへ行った人がお土産に持ってきてくれた、ココナッツ味のヌガーキャラメルはココナッツの味が非常に強く、甘さ控えめの菓子が流行っている日本ではとてもお目にかかれないような濃厚な甘さのキャラメルだ。
しかしココナッツの風味がどことなく南国を感じさせ、妙にあとを引く味で、今日の午後はいくつも口に運んでしまった。

パッケージから想像すると、子どもの健康にいい栄養たっぷりなお菓子というのがセールスポイントのようだが、私には今更栄養など必要ない。
明日は朝から健康診断なのだが、血糖値が上がったままなのではないかちょっと心配なくらいだ。

ガラスの華 19話

2005-08-11 21:04:05 | 韓国字幕つきドラマ感想
海辺の街で肉体労働をしながら日銭を稼ぐギテを見つけるドンジュ。
ジスには秘密だというギテに、内緒でジスを呼ぶドンジュ。

傷心のギテは、二人に帰れといい、更に二人が帰らないと分かると、「二人が一緒にいるところを見たい。二人が結婚するなら一緒に帰る」などと泣かせる台詞を言うのに、「それは自分たちで決めるから」と受け入れようとしないジス。
(そういう時は嘘でもいいから「結婚する」っていいなよ。そう言えないなら「どうしてそんなこというの?」と泣きながらギテの胸に飛び込んだりしてよ。辛い気持ちは分かるけれど「それは私たちの問題よ」って・・・三銃士としてはそんな言い草は無いんじゃないだろうか。確かに結婚するのはジスとドンジュだが、もうそういうことは突き抜けてギテが言っているんだから、ギテの気持ちを汲んでやらないと・・・・ジス。

結局 ドンジュと結婚式を挙げることになるジスだが、時既に遅し。
喀血するようになったギテの余命は短いようだ。

勿論結婚することになったドンジュとジスはそんなことを知る由もない。

さて来週はと思っていたら、なんと2分ちょっとの予告編で総てが判明。
というか、ここまで見て来た者にとっては、あのような場面が細切れでも流されれば、最終回の総てが分かってしまうではないか。

病に倒れた姿を二人に見せられないと悟ったギテは・・・・ええっ。
それを知った二人は・・・ええっ。
更に涙で空港で抱き合う二人は・・・ええっ。

19話を見ていたはずなのに、心はすっかり最終回となってしまった。
ギテ。最後に全部良いとこどりだ・・・

サイワールド

2005-08-10 20:50:27 | なんということはない日常
韓国最大のSNS(ソーシャルネットワーキング)の事らしい。
(でもメインサイトを見た限りでは登録すれば、だれでも会員になれるようだ。誰かに紹介されないと仲間になれないmixiとはちょっと違うようだ。そういう意味からいったら普通のコミュニティのような感じが強いのだろうか?)
韓国ではとにかく加入者が多いらしいのだが、それが日本仕様になって秋頃から本格稼動らしい。

サービスの中でバーチャルな貨幣(どんぐりと呼ばれているらしい)を使い、色々なサービスを受けたり出来るようなのだが、貨幣をどんぐりに見立てたりしていることや、メインページの印象はとってもメルヘンチックというか、可愛らしい作りなどを見ると、知らないでみたら、小学生向けのサイバーコミュニティだと思ったに違いない。
mixiなどの画面周りとは随分印象が違うのだ。私などはちょっと照れてしまいアクセスするのも躊躇してしまいそうだ。

こんなところにも、ちょっとしたお国柄の違いがあるんだと、妙に納得。


サイワールド

ソン・イェジン

2005-08-09 21:54:08 | 韓国ドラマ・映画
会社のM部長は@夏の香りを観てからソン・イェジンのファンになったのだという。以前私のPCの壁紙にしていたソン・スンホン(宋承憲)の写真を観て「ソン・スンホンだね」と社内で唯一ソン・スンホン(宋承憲)のフルネームを正しく言い当てた人でもある。
(大体の人は韓国の人だよね?という疑問符の付いた質問をし、名前を言い当てようとする人もスン○○?否?ホン○○?ああ韓国の人の名前は難しいと言い、大抵話はそこで終わってしまう。最近はいちいち聞かれるのが面倒なので、無地の壁紙に戻してしまった)

ソン・イェジンがどんなに好きかを楽しそうに語っていたので、ノーカットの香港版DVD夏の香りを貸してあげたのだが、「いや~日本のテレビで観たのとは随分違うね~。」ととても満足していた様子だった。

更に先日は「最近はソン・イェジンのドラマの話題を聞かないね」と寂しそうにしていたので、ペ・ヨンジュンの相手役の映画が秋に公開されること、去年韓国で公開された@私の頭の中の消しゴムという作品も同じ秋に公開されることを教えてあげると、ペ・ヨンジュンのことしか話題にならないから全然知らなかったと不満そうではあったが、「映画が公開されるのか」ととても満足そうにしていた。
あまり嬉しそうだったので、仕事の関係でTさんが取引先からソン・イェジンのグッズを貰ったりしているはずと伝えると、早速Tさんの持っているグッズを貰ったりしていたようだ。

「好きだと色々な人にアピールしたほうが、いいことがある」と暢気に言っている姿を見て、ある意味それも一理あると思ってしまった。
思いは心の中でだけでなく、口にすると形になって自分の許へ近づいてくることもあるのだろうか。

今週号のアエラの表紙はソン・イェジンちゃんだ。肌が透き通るように美しいのがかなり羨ましい。

衆議院解散

2005-08-08 20:51:21 | なんということはない日常
国会がこんな状況だったからだろうが、会社の側にあるプルデンシャルタワーの脇の小道(多分国会議事堂方面に向かう抜け道になっているのだろう)が昼時に閉鎖されていたらしい。
道の入り口には、暑い日中でも必ず警備に当たる警察官の姿が見える。

この解散に暢気な名前をつけるなら「自己満足解散」(20年前からやるといっていたことを初志貫徹したから)又は「言ったことは守ります解散」(法案が通らなければ解散すると言っていたから)だろうか。

初志貫徹しても、改革されなければ意味はないし、言った中身に意味がなければ、守ってもらっても意味はない。
例え当初言っていたことと、若干方向性が変わったとしても改革が上手くいけば誰も文句は言わないはずだ。そういう臨機応変な対応は全然見られなかったような気がするのだが、どうなのだろう?
自分の意見を言い切るだけの人だなという印象を持っていたのだが、今回の一連の騒動で更にその印象が強くなった。
融通が気かなそうだし、会社にあんな上司がいたら大変だと思う。スカートの裾を後ろから踏まれたりされたりしたら嫌だし、自己満足だけのために仕事などされたらいい迷惑だ。

衆院が解散、議長が解散詔書朗読 衆院本会議 (朝日新聞) - goo ニュース

ノンストップ

2005-08-07 19:13:11 | ソン・スンホン(宋承憲)
韓国ドラマは、交通事故と肉親との生き別れと不治の病だけが売り物と思っていたらどうやらそうでもないらしく、1話完結20分位のシットコムも結構人気があるらしい。

その中でも最近は若手俳優のキャンパスライフを中心に描いたノンストップという作品が人気らしい。キャンパスライフなんてちょっと一昔前の感じがするが、出演者はこれから人気が出そうな若者を起用し、手法はあくまでも古典的なネタでまとめるというのが、韓国式のシットコムの手法らしく、キャンパスライフという言葉がぴったりな感じだ。

友人のNさんに薦められ、シンファが出演している特別版がDVD化されたノンストップを借りたのだが、これがなかなか面白いのだ。特にチャン・ナラとキム・チョンファがシンファのミヌとチョンジンとデートを合コンをするという1話目が気に入った。
友人達からどんな男性が好みかと聞かれたキム・チョンファは「私は全然好みはうるさくないの。性格はアン・ソンギで、顔と身体はソン・スンホン。そうソン・スンホンがいいわ。」と答え「そんなに理想が高くちゃ、彼氏も見つかるはずがない。」とからかわれるのだ。。(キム・チョンファは1%の奇跡で主役の可愛らしい女の子だが、一気にお気に入りの子になってしまった。スンホンが好きなんてなかなか趣味がいいではないか)

ソン・スンホン=理想の男性だということが大前提のオチなんて、ファン冥利に尽きるというものだ。
そんなネタだけでこのシットコムが気に入ったのかと言われそうだが、それだけではない。
韓国を代表するデザイナーアンドレ・キムを真似した@ランドレ・キムという妖しいデザイナー役で出演しているシンファのドンワンも馬鹿馬鹿しくて笑える。
どうせなら、トレードマークの上下白のパンツスーツに、これでもかと白く塗った化粧の上に黒々とした眉、そして撫で付けた上にきっちりと後ろに結んだ髪型まで真似してくれたら更に面白かったのにと思う。

決して病気など出てこない20分のシットコムで暢気に笑い、その後は1時間病気だの、別れだのでたっぷり涙を流す。多分どちらかが欠けては片手落ちなのだろう。両方楽しんでバランスを取るのが、正しい韓国ドラマの楽しみ方なのだろう。多分・・・

おひとり様隠しの女性たち

2005-08-06 18:56:35 | なんということはない日常
最近は時間がないせいで、日経新聞しか読まないようになってしまったが、「天声人語」は文章の勉強になるからよく読むように、と学生時代に言われたことが心のどこかに刷り込まれているせいだろうか、それともアンチ巨人を公言して憚らなかった両親の影響だろうか、新聞というと朝日と反射的に思う時期がとても長かった。
別に朝日の社説を熟読する訳でもなく、論調に同意する訳でもなく、ある意味パブロフの犬と同じような単純な条件反射でしかないのだが、どちらかを選べと言われたら、やっぱり読売より朝日を選んでしまうのだ。

そんな朝日新聞から出されている@アエラは、負け犬論争とか、冬ソナブームとかもういい加減にすればと思うような特集を何時までも引っ張って呆れることもあるが、それでも時々思わず頷くような記事もあるので、時々読んだりしている。

今回気になったのは、おひとり様隠しの女性たちという特集記事だった。電車の待ち時間に立ち読みしただけで断言するのはなんなのだが、「そういう人もいるし、そうじゃない人もいる」という当たり前のことを書いている記事の内容そのものより、何となくそんな風潮があるらしいというタイムリーな話題を取り上げ、上手くまとめるその手腕に感心してしまった。
取材をキチンとしているのは言葉の端々に伺えるので、女性週刊誌のような胡散臭さはないが、何となく物言いが大袈裟だなと思ってしまった。

コンビニに立ち寄り、缶ビールとポテトチップを一人分購入するのが、私のいつもの金曜日の夜の過ごし方だが、1週間の仕事の疲れを取る儀式のように思っていた行動が、そんな風に思われており、さらにそんな事をいちいち気にする人がいるとは思わなかった。
私には、今日はどのビールにしようかとか、どのポテトチップにしようかとコンビニで悩むことはそれなりに楽しい瞬間なのに、ちょっと残念だ。


アエラ2005年8月8日号

ガラスの華 18話

2005-08-04 22:53:54 | 韓国字幕つきドラマ感想
視聴日記をつけているのに、1話抜かしてしまうのはどうかと自分でも思うが旅行中だったため、17話を見ていないのだから仕方ない。

どうやら17話でギテ母は海外に逃亡し、ギテ義理姉によりギテ母の企てた殺人事件がギテの引き金ということになってしまったらしい。
父親からもテヒからも罵られ、しかし言い訳もせず黙って家を出て行くギテ。
ギテを罵るテヒを諌め、ギテの失踪をジスに隠し、ひそかに探すドンジュだが、勿論見つからない。偶然ギテの失踪をしったジスからも、ギテを助けるように懇願されるドンジュ。仕事そっちのけでギテを探しやっと見つけるのだが・・・・

ギテ母がどんな言葉を残し逃亡したのか、見逃したのが残念だが仕方ない。
ジスの心配も分かるが、ドンジュに「絶対ギテを探して」などと頼んだり出来る立場だろうか。
本当だったら、ドンジュ、ギテ二人の男性の間で揺れる女心に同情する場面なのだろうが、どうもジスの気持ちが今ひとつはっきり描かれておらず、(逆に自分勝手にさえ思えてくる。)揺れる気持ちに一つも同情できないのだ。
誰に感情移入して楽しめばいいのか、最後までわからずに最終回になってしまいそうだ。本来なら、ジスの気持ちになって楽しめばいいのだろうが、どうもそんな気になれないのだ。
これがこのドラマの一番の弱点だと思う。
本当だったら、ジスの辛い選択に一緒に涙の一つも流したいが、流す涙も出てこないのだから本当に残念だ。

反対に今まで同情できなかったギテに同情してしまう。自分のために実の母親は血の繋がった兄を殺め、実の父親からは殺人者呼ばわりされるのだ。逃亡するのも当然だ。



風に立つライオン

2005-08-03 21:02:14 | 韓国ドラマ・映画
「あの運転手は長い時間待っていたのに、行き先が近所じゃ割りに合わないからといって断ったんです。それを見た後ろの運転手がそんなことするなって注意したから喧嘩になったんです」私と母の乗ったタクシーの運転手が、目の前で起こった乗車拒否の状況を流暢な日本語で解説してくれた。先週の韓国旅行中、景福宮へ行こうとホテルの前からタクシーに乗った時のことだ。

あまり上手な日本語だったので、どうやって覚えたのか尋ねると「長渕剛を知っていますか?僕は彼の歌が好きで、それで一人で勉強して覚えました。」とちょっと予想しなかった答えが返ってきた。その後アルバムに収録されていると思われる歌のフレーズを歌い、更に別の歌詞まで朗読してくれた。残念ながらどちらも知らないと正直に告げると、僕も今はそんなに好きじゃないんです。でも一時期とても好きでそのおかげでこんなに日本語が話せるようになったんだから、感謝しています。と私が歌を知らなくてもさして気にする様子もない。

「風に立つライオンは知っていますか?僕はさだまさしの歌うこの歌を聴いて、日本語の意味が分かって本当に感動しました。日本人にもこんなにいい人がいるんだと、悪い奴ばかりじゃないんだと、本当に感動しました。この歌の意味が分かったのは、長渕剛のおかげですから、それも感謝しないと。」と更に流暢に話し続けた。私が「風に立つライオン」も知らないと正直に話すと、「アフリカの無医村に行った日本人の話です。それをさだまさしが歌っているんですよ」と教えてくれた。

韓国のタクシーは日本と違い、一人で乗る時も助手席に乗るのが一般的なようだ。
それに従って私も助手席に乗っていたので、運転手さんの熱い話を助手席で聞きながら景福宮まで乗せてもらったのだ。何とも不思議な15分間だった。

「日本人でも韓国人でもいい人もいるし、悪い人もいますよね。同じじゃないですか?」という私の言葉は耳に入らなかったようだが、それでも正直な話を15分も聞かせてもらったのは貴重な経験だったかも知れない。
今週末@さだまさしの歌を借りて聴いてみようかと思っている。

風に立つライオン

マクドナルドの賃金不払い

2005-08-02 21:57:18 | なんということはない日常
アルバイトの時給計算や、社員の残業代を算出する際、時間を30分単位で丸めていたことを労働基準監督署に指摘され、是正することになったマクドナルドの話を聞いて、「私の残業代は?」と思った人も沢山いるに違いない。勤め始めてからずっと人事関係の仕事をしていた私にとってもこの話は他人事ではない。

新人だった頃、タイムカードのチェックの仕方を「残業代は15分刻みでカウントしますが、最初の1時間まではカウントしませんからね。つまり残業は1時間を越えた時点で1時間とカウントするけれど、55分で残業を終了した場合は、残業時間は0ですからね」とこんな風に説明された。それに対して疑問をぶつけると、「あなたが残業代を払えるの?」と逆に怒られたりしたものだ。

残業時間は分母となる月の総労働時間も重要だが、その管理もいい加減で、総労働時間が減ったにも関わらず、分母の時間をそのままにしていたため、支払うべき残業代が少なくなっているのに、気が付いた時も同じように注意されたものだ。

「法律っていうけれど、法律を守って経費がかさんで会社がつぶれたりしたら、誰が責任を取るの?法律でつぶれた会社を救済でもしれくれるの?」若気の至りで正義感を振りかざすのもいい加減にして頂戴といった口ぶりで注意を受けたりしたこともある。
以前勤務していた零細企業では「法令順守」等という文言とは無縁の労務管理が行われていたのだ。

ここまで酷くなくても、10分単位で残業を切り上げるだとか、時給者の計算は15分単位というのは現在でも普通に行われていることだと思う。
マクドナルドを擁護するわけではないが、今の基準法は昔の工場のような、生産活動と労働状況をきっちり管理しやすい職場を想定して作られているものだし、労働時間の管理に関しては現状とそぐわず、法律を守ろうとすると馬鹿みたいな事務処理を行わなければいけないことは確かだから、管理する仕事をしてきたものとしては、正直同情してしまう。

更に残業代の支払いだけでなく、法定調書の合計表だの、所得税だの、それに付随する雇用保険の支払いはどうするのかとか、過年度分の営業費用は総て損金で処理するのかとか、付随する事務処理は膨大な量になるだろう。

時代の流れにあわせて法律を変えてこなかったこと、法律をかえる努力をしてこなかったことのつけがこんな風に影響してしまったのだろう。
喩えは悪いが、「悪法でも法は法」というのを改めて思い知らされる。

「あなたが残業代を払えるの?」と注意された会社は、数年前に売り上げ不振で倒産してしまったそうだ。法令順守が疎かだったことが影響したのかどうかは今となっては確認のしようもない。



マクドナルド、超過勤務時間の計算法是正 労基署指導で (朝日新聞) - goo ニュース

昭和語

2005-08-01 21:19:43 | なんということはない日常
「さすが名古屋生まれだ。使う昭和語も云々・・・・」
今朝、通勤途中に目にした雑誌の中でこんな言葉が遣われていた。

昭和語 初めて目にする単語で正直びっくりしてしまった。

「今日は金曜日だからフィーバーしよう!」
「花金だから一杯飲みに行こう!」
「ルンルン」

こんな死語の事を指すのだということは見当がついたが、何とも寂しく複雑な心境だ。
そういえば会社の後輩が「○○さんは昭和の香りがしますよね」とやや馬鹿にしたようなニュアンスで人を評していたのを思い出した。
昭和=古臭いと言い換えが可能なのだろう。

そういえば死語という言葉そのものが、もう既に死語な昭和語だろうか。