BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第268話 『決着』 感想3:乙骨の魂の五条の身体への入れ替えは、実は羂索の術式ではなく憂憂の術式で実現されていた可能性について考えてみる。

2024-09-02 07:16:28 | 呪術廻戦
感想1感想2感想4感想5感想6もあります)。

乙骨センパイを救わなくちゃ、という虎杖の発言だけど、「憂太、テメェ、コノヤロー!」という罵倒から、十中八九、リカ絡み・・・だと思うわけだが。

前の感想2では、乙骨の五条ボディの操作が、羂索の術式で実現したと思っていたのだけど、実はそれが読者を、そして乙骨自身をもミスリードするものだったとしたらどうだろう?

つまり、乙骨は、羂索の術式で五条のボディに移ったと思っていたけど、実はそうではなく、何度も訓練で使った、憂憂の術式で実現されていたとしたらどうなるか?

どうしてそう思うかと言うと、それは262話のあたりの、乙骨五条vs宿儺の戦いの際に、五条の戦闘記憶が乙骨の意識に流れ込んでこなかった描写が確かあったから。

あと、前回の267話の頭で、わざわざ五条と乙骨が入れ替えの訓練シーンが描かれていて、そこで、憂憂の術式による「入れ替え」では、これもまたわざわざ「入れ替わっても脳の記憶が読めない」という事実を伝えていたから。

裏返すと、宿儺と戦っていたときの乙骨五条は、乙骨の魂だけが移って、乙骨の脳が移植されたわけではなかった。

じゃあ、なんで乙骨五条の頭に、羂索のような縫合糸の跡があったかと言うと、あれは、第一に宿儺に羂索の術式を使わせたと思わせるためのブラフだった。

それはきっと宿儺なら、憂憂の術式のような「入れ替え」の術式に関する知識をもっていただろうから。

その知識を思い出させるまでもなく、羂索の術式を使ったと思わせる必要があった。

ただ、それは同時に、乙骨自身にも、自分が羂索の術式で入れ替わったと信じさせるためのものだった。

で、そう考えると、乙骨の術式が直接書き込まれている「脳」が乙骨の頭部に残ったままなのだから、リカが乙骨五条についてこずに、乙骨の身体を抱きしめていたことも納得できる。

で、この場合、重要なのは、五条の脳も生体としては生きていた、ということ。

厳密に言うと違うかもしれないけれど、五条は失血からの脳死状態にあって、それゆえ家入の反転術式でも直せなかったのかもしれない。

(あるいは、すでに一度、死の淵から脳を守って反転術式で生還したことのある五条からしたら、宿儺に両断されたときも、とにかく脳を守ることだけに専念したのかもしれない。体の方の修復は家入がしてくれると信じることで)。

でも、家入の指導では、乙骨に、五条の体に移ったあと、反転術式を使って五条の体を直せと言っていた。

だとすると、これ、内部から五条の脳組織の修復を狙ったのかもしれない。

一種の賭けとして。

で、そうなると、乙骨がリカの術式の限界時間の5分を待たずして倒れてしまったのも、多分、術式の主の憂憂の方が倒れたから、ということかもしれない。

なので、最悪のケースは、五条も乙骨も死んでしまったケースは変わらないけど、

最善のケースでは、五条も乙骨も生存している可能性がある。

五条の場合は、相変わらず脳死状態が続いているかもしれないけれど、しかし、一度乙骨が乗り移って内部から反転術式をかけたから、脳組織の再生も遅々ながら進んだのかもしれない。

乙骨の場合は、憂憂の術式が切れたら自分の身体に戻るしかないわけだけど、そこは今度は、物理的に治療が進められていた可能性もある。

ただ、これは最善の場合であって、リカが嘆いているところからすると、もしかして、魂としては五条の体に移ったまま、乙骨の脳を含む身体の方は死んでしまった場合。

この場合、リカは乙骨が死んだから消えても良さそうだけど、乙骨の魂は五条の体に残っているから、消えることができず、だから「憂太、テメェ、コノヤロー!!」ということになるw

いや、わからないけどね。

ただ、一応、最善のケースとして、乙骨と五条の双方が生きていることもあり得ると思っているのは、これも前回、釘崎が復活したそばに、楽巌寺と歌姫がいたこと。

この二人がセットでいると、どうしても、あのVS宿儺戦の冒頭で五条に対して行った「超バフ」のことが思い出されて。

多分、その「超バフ」を家入にかけて反転術式の効果を上げたから釘崎がタイミングよく復活したのかな、と。

同様に、宿儺に真っ二つにされた五条に対しても、二人の超バフがかけられた家入の超・反転術式が使われたんじゃないかなと。

ただ、それでも、すでにVS宿儺戦によって焼き切れた術式を含めて五条を短時間で完全復活させることは不可能で、それくらいなら、乙骨によって五条の脳の修復も新体同様進めてもらうほうがいいと判断したからじゃないかな、と。


あと、これも読者に対するミスリードとして、ここまで合間合間で、宿儺戦に備えて用意した戦略が開陳してきたことで、いかにも合議の上で戦略が練られていったように見えるけれど、実は、その統括者として、楽巌寺と歌姫、それに家入といった教師陣がいたのではないかと。

日下部もその一人かもしれないけれど。

彼らだけが知り、学生には秘匿されていた情報もきっとある。

それは、宿儺との戦闘を速やかに進めるために。

なので、すべての事情を乙骨が知っていたわけでもないこともきっと確かで。

実際、虎杖も、主観的には釘崎はもう死んだと思っていたけど、実際には復活の一歩手前にあったわけだから。

そういう意味では、265話で虎杖が死んだと思っていた中に釘崎の他に五条もいたことが、逆に五条も生存している「サプライズ」が控えているように思ったことでもある。


ということで、乙骨が死んだと思ったら、実は生き返っていたことに、リカがブチ切れているという、幸せな騒動が繰り広げられていたことが、次回明かされる・・・ってことにちょっと賭けてみたい気がしているw

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呪術廻戦 第268話 『決着』 感想2:乙骨の危機ってリカ絡みだと思うけど、ここに来てリカの「外付け術式」というイレギュラーな設定が物語の終幕にとって大きな意味をもつのかもしれない。

2024-09-02 07:15:54 | 呪術廻戦
感想1感想3感想4感想5感想6もあります)。

意外とあっさり決着がついたVS宿儺戦だったけど、あれだけ騒げば後始末も大変になる。

その筆頭が、どうやら「乙骨の救済」らしい。

  憂太 テメェ コノヤロー!!

なんて罵声を浴びせることができる存在といえばリカくらいだろうから、問題は、リカがどういう形で乙骨のことをいたぶっているなり、呪っているなりしているのか、ってことなんだろうな。

まぁ、リカは単純に乙骨がとにかく生死不明の状態になっていて、憤っているだけなのかもしれないけれど。。。


そもそも、乙骨が五条に成り代わった時は、リカはついてこなかったわけだけど。

あれは、リカが憑いているのは、乙骨の魂ではなく乙骨の身体だからだよね。

里香が成仏したあと乙骨に残した「外付けの術式」が、里香ならぬ「リカ」だったわけで。

いわば里香の中の術式だけが純化されてとりだされた「呪い」だった。


で、そういえば、乙骨が五条に移った時、確か、リカを使ったコピー術式の限界である5分を待たずして、動けなくなっていた。

乙骨にとっても想定外の出来事だったようだけど。

でも、リカが何からかの形で関わっていることは多分、まちがいなかったのだろう。

あのときはとにかくVS宿儺戦の継続のほうが優先されたから、乙骨のことは放置されたままになったけど、どうやら、あのまま乙骨は生き残っているらしい。

どういう形でかは、はっきりしないけど


乙骨が五条の体に移った「乙骨五条」は、そもそも乙骨が、首を切り落として倒した羂索の肉体をリカに食わせて、羂索の「肉体を渡る術式」をコピー術式として発動させて実行した。

一応、物理的に、乙骨の脳を五条の頭に移すことが必要なようだけど。

その間、乙骨の生死とか、リカの状態とか、非常に気になるわけだけど、それはとりあえず置いておくとして。

「身体を渡る術式」の効果については、コピー術式発動の時間制限である5分間に縛られるはずだった。

問題は、この身体を渡る術式が、一度きりの発動で身体の移動を完成させるのか、それとも、身体の移動を維持するためには適宜かけ直さなければならないのか、事前にわからなかったこと。

乙骨は決死の覚悟で望んだから、その違いを気にしていなかったけど、どうやらリカは気にしたらしい。

だから、何らかの形で、リカが、コピー術式の発動を制限時間が来る前に、停止、というか「凍結」させた、ってことなのだろうな。

多分、時間停止?

どうしてそんなことがリカに可能なのかはわからないけど。

でも九十九や羂索は反転術式の延長上で重力も操っていたから、羂索から奪った術式として「反重力機構」とかつかって、時間を止めたのかも。

そうまでしてしたのは、乙骨が死んだら、彼の外付け術式であるリカも消失してしまうからなんだろうね。

今回、消える前の裏梅によれば、受肉体の場合は、その肉体から呪いが取り出されてしまえば、呪いとしての存在を維持することができなくなるということだから、リカの場合は、そのような受肉体がなくても存在できる呪いの変異種?ってことになる。

まぁ、それが「愛」のなせる技なのだろうけど。

でも、もともと里香を呪いにしたのも乙骨が望んだからだったことを思うと、リカ自体は、乙骨の術式を取り出したら呪いの形をしているものになったものと思ってもいいはずで。

あれ、でもそうなると、里香を呪いとしてこの世にとどまらせることができたのと同じように、乙骨の場合、五条悟を呪いとして残存させることもできるんじゃないの?

で、リカからしたら、その呪いとなったゴジョウサトルと乙骨に対して競合する存在になるってこと?

うーん、わからなくなってきた。

でもだとしたら、もしかして、呪いの形で五条悟が復活?するなんて可能性もあったりして。

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呪術廻戦 第268話 『決着』 感想:長かった宿儺との戦い、遂に決着! 宿儺逝く? で、結局宿儺は虎杖の中に再び取り込まれたのかな?

2024-09-02 07:15:27 | 呪術廻戦
感想2感想3感想4感想5感想6もあります)

前回の最後で、まさかの生還を果たした釘崎の共鳴りに苦しむ中で、虎杖に決められた渾身の黒閃!

それは確かに最後の一撃で、結果、宿儺は伏黒の中から弾き出され、伏黒はやっと復活。

ホント、最終決戦の場でずっと不在って、何してたんだよ、伏黒!ってところだけど、とにかく彼も帰還。

で、問題の、じゃあ、弾き出された純然たる「呪い」の宿儺はどうなったのか?というと・・・

正直、はぐらかされた。

頑固一徹、俺は小僧の憐憫など受けない!って感じで、勝手に成仏?したようにも見えるし、

その一方で、むりやり虎杖が飲み込んだ結果もあり得る描写。

その場合、宿儺は虎杖の中で「ふて寝」して無視しているように思えるけどw

裏梅の最期を見ると、受肉体は、呪い=魂がさらされて、呪力にもどってしまうみたいだけど。。。


とまれ、
ということで、ようやく、VS宿儺戦に決着。

最後は、少年漫画らしくきれいに、主人公同期3人組の、虎杖、釘崎、伏黒の3人で勝利を掴んだ!

友情、努力、勝利!のジャンプの王道w

で、そこから、エピローグ。

とりあえず、五条先生が残した釘崎と伏黒への手紙が開封され、そこで、伏黒は、父親がもう死んでいないことをようやく告知された。

笑ってしまったのは玉に瑕w

まぁ、釘崎の方の話はいいとして。

いやもしかしたら、釘崎母が最終話で大活躍し物語の全てをひっくり返す「デウス・エクス・マキナ」になる可能性もなきにしもあらず・・・だけど、まぁ、でも今は放っておこう。


で最後の問題が、乙骨だった。

ということは、まだ乙骨は死んでいない、ってことだよね?

でも「憂太テメェ、コノヤロー」って感じだと、どうもリカにやられまくってる感じだけど。

つまり、リカに呪われている、ってことかな、と。

だから助けるのは、リカから、ってことだとは思うのだけど。

ただ気になるのは、乙骨の場合、リカの問題もあるけれど、それ以上に、

羂索の術式を奪って利用し、
五条の体に移って戦場に戻り、
虎杖=宿儺の術式を使って戦った、

という具合に、終盤で、この物語に主要キャラのパーツをあれこれ使ってしまっていること。

これ、いわゆる「呪い」の残穢の問題はないのかな?

つまり、下手をすると、羂索とか五条が呪いの形で復活する、とかあるんじゃないのかな?と。

まぁ、これはまだ思いつきレベルのことだから、もうちょっとあとで考えてみようかな、とは思うけど。

あとは、当然、死滅回游どうなったの?ってことだけど。。。

それは、乙骨の話の次なのかな?

ただ、それも羂索を倒したのが乙骨だったから、というのもかかわっている気がするけれど。。。


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『呪術廻戦』最終話(271話)予想3:『呪術廻戦』ってもしかして宿儺と天元による「セカイ系」の物語として終わるんじゃないの?

2024-08-27 17:36:17 | 呪術廻戦
予想1予想2、もあります)

最終話までに扱われなくちゃいけないことに、死滅回游の終了とか、1億人呪霊化とか、ひたすら殴り合いを続けているVS宿儺戦に比べれば、はるかに巨大な案件が残っているのだけど、この解決にはどう見ても天元の介入が必要になる。

ていうか、羂索が言うには、確か、天元が一番上位の結界?である浄界を解除すれば、実は即座に死滅回游を終了させることができたはずなのだけど、でも、天元がそれをしないのは、浄界を解除すればこれまで蓄積してきた呪術の知恵も消えてしまうから、ということだった。

でも、ていうことは、天元は、平安時代からこのかたずっと、浄界を維持することで、呪術が成立する世界、呪力が存在する世界を、維持し続けてきた、ということだよね?

つまり、この物語における現代の日本は、呪術的には、千年前の平安時代の状態がそのまま維持されたままの世界。

他国と比べて日本だけが突出的に呪力(エネルギー)の総量が多いのも、要は千年分の呪力の蓄積があるからで。

(正確には、呪力の拡散を防止したからで)

でもそれも天元の結界が消えれば、あっという間に消失する。。

そのことにかつて星漿体に選ばれたことのある九十九はなんとなく気づいていたのだろうね。

なので、九十九は、呪力なんてなくなればいい、という方向に向かった。

一方、羂索は、わざわざ死滅回游のような、強制的に呪術師を競わせる場まで用意して、しかも過去千年の間に登場した強者の呪術師を、タイムカプセルのようにわざわざ一度、呪物として保管してまで再登場させる工夫まで凝らした。

そうした呪物を受肉化させることで実現したのが、いわば呪術師千年の歴史を彩るオールスターによるバトルロイヤルw

いいかえれば、死滅回游は、そんな強者たちが覇を競う頂上決定戦だったことになる。

そうやって競わせることで、呪術者の進化を極める道を、羂索は選択した。

多分、その最終的な勝者に、1億人呪霊から得られる呪力を注入して、スーパー呪術師を完成させたい、というのが、羂索の狙いだったのだろうね。

そんな超存在の爆誕にどんな狙いがあるかは、よくわからないけど。


ともあれ、羂索の立場は、せっかく日本に千年かけて溜まった呪力があるのだから、それを利用しない手はないよね、というもの。

でも、そうなると、じゃ、どうして天元は、呪力を溜める浄界をはり続けたのか、ということになるけど。。。

で、そこで気になったのが、どうやら天元って、平安時代に存命したときは女性だったってこと。

そこでひらめいたのが、あ、これ、もしかして、天元と宿儺のセカイ系の話じゃないの?ってこと。

宿儺の異名が「堕天」なのも、きっと天元を堕としたから、なんだと。

「邪去侮の梯子」、つまり、ヤコブという言葉で騙されたけど、天使にしても、きっと「天元様の御使い」の略だったんだよ。

そう考えると、とにかくなにか平安時代に宿儺と天元の間に事件があって、まぁ、多分、色恋沙汰に近い魂の共鳴的なものだとは思うけど、その結果、天元は、自らの不死の術式を使い続けても、浄界を維持して、呪術が使える世界をずっと維持し続けようとしたことになる。

それが、両面宿儺として呪物化した宿儺を、一度人間として浄化してそのうえで成仏させることだったのかもしれない。

ただ、天元は天元で、星漿体を乗り継いで今に至っているから、その過程で、どうして浄界を維持しようとしたのか、その理由を忘れてしまっている可能性もあるけれど。

ただ、天元がなんらかの形で呪物化する前の宿儺に想いを寄せていたとすれば、浄界の中に、宿儺の身仏を残していたのも、理解できる。

きっと、一度、宿儺の魂をこの宿儺の身仏に戻して、人として?(両面宿儺化しているから人とはいい難いがw)、成仏させたかったのかもしれない。

そういえば羂索が、初めて今の天元を見た時、その四つ目の姿があまりにも宿儺に似せていることに気づいて苦笑していたけど。

そんな形で宿儺に惹かれていたのが、在りし日の天元だったのだろうな。


・・・というわけで。

要するに、平安時代の人間だった頃の天元は、世界を代償にして、未来の世界で宿儺との再会を願った、それも二人で死ぬために。

まぁ、だから正確にはセカイ系、というよりは、裏セカイ系、だよね。

世界を犠牲にしているのだから。

天元と宿儺の、二人のために世界がある、のだから。

ただ、ホントにそうした初発の動機も、千年が過ぎる間に忘れ去られたってことなのだろうな。


ということで、最終話までにきっと、こうした平安時代の呪術界のあれこれが、駆け足で語られるのだろうな。

宿儺、天元、羂索、天使、裏梅、あたりが登場する寸劇。

まぁそもそもなぜ、宿儺が両面宿儺になったのか?というのもあるけど。

ただまぁ、それも、もともと双子で生まれるはずだった運命を、母親の腹の中にいた時に、双子の兄弟を食らったせい、というのがその「呪い」の理由なのだろうけど。

そちらの因果を虎杖という檻に利用したのが羂索だったわけだから、羂索が事情通であることも間違いないわけで。

さてさて、平安の時代に何があったのか。


あー、でも、この平安時代の宿儺と天元の悲恋?物語については、それこそ、スピンオフとして改めて連載されそう。

『シン・呪術廻戦』とかのタイトルでw

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『呪術廻戦』最終話(271話)予想2:宿儺の「呪骸」化の可能性について真剣に考えてみる

2024-08-26 10:34:13 | 呪術廻戦
予想1予想3もあります)

267話の感想4で書いたように、釘崎の共鳴りによって弱体化した「宿儺の魂」が、虎杖の黒閃と、あと、伏黒の内部からの抵抗によって、「宿儺の指19本」として吐き出されたあと、どうするのか、ということなのだけど。

いやまあ、そのまま完全に宿儺を消滅させるのに焼却すれば済む、というのであれば簡単なのだけど。

「呪い」は、まさに魂の力だから、肉体から離れた魂そのものを「浄化」しないと無理、ってことなんでしょ?

なら、ここで、改めて天使に「邪去侮の梯子」を撃たせればそれでもいいのかもしれないけれど。

でも多分、266話の、虎杖の「存在しない記憶」の領域で言ってのでいけば、虎杖は真剣に自分の中に宿儺をとりこんで、なお、封印し続ける気でいるようだけど。

でも、それだとやっぱり、個人としては気持ち悪いよね。

自分の中に、独立したペルソナとして宿儺が常駐しているのって。

で、そうなると、やっぱり外付けされた存在として、宿儺を「呪骸」化する、というアイデアが浮上する気もするんだよね。

まぁ、一番いいのは、実は羂索が「一億人呪霊」とかで強制的に、人類の呪力への適応、という進化をさせようとしたのは、そうしないと、人類が倒されてしまうから、というような裏話があったというのだけど。

要は、ワンピにおける天竜人みたいに、高度な呪術を使える上位存在がいて、それが人類を実は支配しようとしていた、というような物語の縦付けね。

であれば、宿儺ほどの呪術師を消失させるのはもったいない、首輪をつけて操れるならそれにこしたことはないって判断になるから。

それで、パンダのように、宿儺を「呪骸」化させる案が浮上する。

まぁ、最終話はきっと、『鬼滅』のように、まるまる後日談のエピローグになる気がするから、そこで、呪骸としてバディ化した宿儺が、虎杖、伏黒、釘崎の3人とともに闊歩しているシーンで終わり、ってことになる気もするけどねw

前にも書いたように宿儺の魂だけでは呪骸として安定しないのなら、天元とか羂索とか五条とかの魂も一緒に乗せてバランスを取ればいいのだろうしw

なんか、このまま宿儺を黒閃パンチで撃沈させて終わり、ということにはならないと思うのだよね。。。

ということで、割と真面目に、宿儺の呪骸化によるバディ化に期待していたりするw

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呪術廻戦 第267話 『人外魔境新宿決戦㊳』 感想4:宿儺の存命策として、パンダのような呪骸に作り直す、という手はあるのか?

2024-08-26 00:55:48 | 呪術廻戦
感想1感想2感想3もあります)。

(最終話についての予想も書いてみました:予想1予想2予想3

267話の感想3で1億人呪霊化のことを考えた時に、裏梅がそれを宿儺の生き残り策として使う可能性があるかなと思ったのだけど、

その場合、「生き残る」って、要するに、宿儺の「魂」が消えずに現世に留まり続けることだよね? ・・・って思ったら、

あれ、それなら、呪骸にする、という手もあるんじゃないの?と思った。

もちろん、パンダにならう形で、自律型呪骸にする道。

えーと、それって、要するに、人間の魂をAIにアップロードしてロボットの身体を動かす・・・みたいなやり方。

つまり、魂だけを取り出せさえすればよい。

多分、今の宿儺の魂、ってあの、20本の指に宿ってるわけだよね?

そこから宿儺の魂だけ取り出せば、もっと無害な宿儺にできるかな、と。

まさに、虎杖の相棒にするために。

まあ、自分の体の中にもう一つの魂があるのって、実際には気持ち悪いことだろうから。

バディ宿儺も、パンダのように、なにかぬいぐるみとか人形とか、それこそ傀儡に宿わせる。

宿儺だけでは安定しない、というなら、天元の魂と、あと誰か、うーん、羂索とか、それこそ五条悟の魂とか加えて、パンダのように、三つの魂で安定させるという手もあるかもしれないw

まぁ、これもここまで忘れられていた設定を、終幕の際に総利用すべし、という発想からのむちゃくちゃな考えでしかないのだけどw

でも、わざわざ夜蛾を殺してまで明らかにしたパンダの設定なのだから、呪いの平和的利用ということで、呪骸の概念を活用する、という方向もあると思うのだよね。

だって、宿儺の術師としての知識や知恵、経験は余人に代えがたいわけでしょ。

もったいないよね、そのままなくすのは。

なんていうか、そういう憐憫の情を、虎杖はもう、宿儺に対しても抱いていると思うのだよね。

それこそ日車によるジャッジメント=裁判を通じて。

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呪術廻戦 第267話 『人外魔境新宿決戦㊳』 感想3:釘崎の共鳴りと虎杖の黒閃(と解)で宿儺を倒したとして、その後にいきなり「1億人呪霊」化の対処に移行するのか?

2024-08-26 00:54:47 | 呪術廻戦
感想1感想2感想4もあります)

(最終話についての予想も書いてみました:予想1予想2予想3

仮に、今回、宿儺に加えられたダメージ、すなわち釘崎の共鳴りと虎杖の黒閃出当たれられたダメージによって、宿儺が受肉体を維持できなくなったら、その後、何が起こるのか?

前にもダメージを受けた宿儺が、指を吐き出すことになって、いきなりその指を飲み込み直す場面があったけど、あの理屈で行けば、今回の釘崎と虎杖のあわせ技で宿儺が倒されたとして、それは具体的には、19本の指を吐き出して、受肉体は伏黒に戻る、ということでいいのかな?

で、その吐き出した指19本は、誰が確保するのか? 虎杖か? 裏梅か?

虎杖と裏梅のどちらが19本の指を確保するかで、その後の展開も変わりそう。

虎杖なら、19本を飲み込んで、なお器として宿儺を封印することになるのかも?

以前なら、そのまま虎杖が自害して宿儺もともに処分する、という可能性もあったけど、

今は、宿儺と虎杖の関係が強すぎて、共存していく道もあるように思える。

で、宿儺の指を確保したのが裏梅なら、その19本を受肉させる相手として、羂索が考えていた「1億人呪霊」を発生させそう。

そこで生じた「1億人呪霊×宿儺の指」で新たに生まれる呪霊を、復活直後の伏黒が、自分の領域である「嵌合暗翳庭」を展開させて調伏する、という流れかなぁ。

問題は、ここに天元がどう絡んでくるのか、ということだけど。

そもそも、宿儺、天元、羂索、天使あたりは、平安時代の知己のようだから、彼らだけにしかわからない因縁で決着が付く可能性もなくはない。

ただ、いくら気落ちしていた伏黒だったとしても、宿儺にあれだけ受肉体として酷使されれば、もしかしたら宿儺の術式を伏黒も使えるのかもしれない。

ということで、やっぱり最終コーナーでは、「嵌合暗翳庭」が活用されることになるのだろうな。

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呪術廻戦 第267話 『人外魔境新宿決戦㊳』 感想2:釘崎はまだ目覚めて半刻、ってことだけど、それ、大丈夫なのか? ていうかさすがに都合良すぎない?w

2024-08-26 00:54:23 | 呪術廻戦
感想1感想3感想4もあります)

(最終話についての予想も書いてみました:予想1予想2予想3

遂に釘崎が復活して、宿儺の最後の指に共鳴りを食らわせたわけだけど。

どうやら、釘崎は目覚めてまだ半刻、ということらしい。

え、半刻? マジで、まだ1時間くらいしか経っていないの?

というわけで、それさすがにご都合主義すぎないか? ぎりぎり目覚めさえせたの?

ていうか、そもそもVS宿儺戦が始まってから、作中時間ではどれくらい経っているのだろう?

さすがにもう半日くらいは経っているのかな?

となると、この釘崎の共鳴り攻撃は、いいタイミングで目覚めてくれた、偶然の結果、ということになるのだけどw

さすがにご都合主義過ぎるだろ!

それを「喜べ男子ども」の一言で済ますのもどうかと思うがw

一応は、釘崎の覚醒の努力はしていたのだろうけどね。

まぁ、次回あたり、紙幅に余裕があれば、一応、そうした帳尻合わせの説明もされるのだろうけど。。。

さてどうなることやら。

しかし、釘崎の共鳴り。

渋谷事変のVS真人戦でも、重大なダメージを真人に与えていたから、ここ一番での技としてはやっぱり別格なのだろうな。

対象の一部があればそれを通じて相手の魂に確実に一撃を与えられるのだから、ある意味で領域展開中の「必中」に近い効果を持つ、

もっとも、真人戦では、そのヤバさに気づかれて、真っ先にやられてしまったので、ここまでずっと釘崎は退場扱いだったわけだけど。。。

でもまぁ、残り4話での復活はずるいw

問題は、この宿儺への一撃で、また、釘崎が倒れないか、ってことかな。

しかし、歌姫や楽巌寺がいるってことは、宿儺の最後の指は京都に隠されていたのかな?

となると、意外と最後の方は、五条先生ともうまくやっていたのかもしれないな。

ともあれ、釘崎が最後には、虎杖と伏黒の二人と再会できるんだよね?

いくら作者が性悪でも、さすがにそれをしないで釘崎も再び退場!なんてことはしないよね?


感想3へ)

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呪術廻戦 第267話 『人外魔境新宿決戦㊳』 感想:乙骨の御厨子はやはり虎杖の薬指をもとにしたコピーだった!・・・からの期待通りの奥の手・釘崎の「共鳴り!」炸裂!!!

2024-08-26 00:54:04 | 呪術廻戦
感想2感想3感想4もあります)

(最終話についての予想も書いてみました:予想1予想2予想3

前回の最後に出てきた指、やっぱり、五条先生が隠匿していた最後の宿儺の指だった!

じゃあ、乙骨の御厨子はどうやってコピーしたの?という問いに対しては、いや、それは、じゃじゃーん、なんと宿儺の術式が取り込まれた虎杖の薬指でした!

おおむね、前回推測していた通りの展開w

でも、それを、虎杖の左手を見ただけで想像できる宿儺もすごい!

というか、宿儺と虎杖の「共鳴」、意外と使えなかったw


ということで、宿儺の本物の指はまだ残っていた!

そこに、眼帯つけた釘崎・復活!!!・・・からの「共鳴り!!!」

これも予想通り

それで、魂の攻撃を受けた宿儺がすくんだところを、すかさず虎杖が、伏黒との魂を分離させる縛りを付けた解を放ち、

最後は、トドメの一撃、黒閃! 炸裂!!!

いやー、さすがにこれで、宿儺の討伐、完成でしょ。

少なくとも、次回、伏黒が復活!

それで宿儺を追い詰める。

で、そうして、次回、VS宿儺戦に決着がつくなら、残り3話で、あれこれ残った天元とかの問題に決着をつける流れかな。。。

あ、でも、次回、いよいよ死を目前にした宿儺の回想が始まる感じかな?

無惨様も最後にそんな感じだったし。

あとは、その宿儺を虎杖が調伏する感じかな?

あ、そうか、伏黒が宿儺を調伏する流れ、あるかな? もしかして?


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『呪術廻戦』最終話(271話)予想1:宿儺は虎杖の相棒(使い魔?)になって終了か?

2024-08-21 23:10:45 | 呪術廻戦
予想2予想3もあります)

最終話が近づいたので、その予想を思いついたら書いてみることにしたw

で、最初の疑問:

本当に残り5話で終われるのか? いや無理でしょう!?

昨日書いたように、『呪術廻戦』はあと5話で終わり、ってことならしいのだが、いや、それどう考えても、いろんな謎を丸投げで終わるって宣言してるようなものでしょ?

・・・というのを、アニメ2期の最終話を見直して思ってた。

渋谷事変が一応幕引きして、死滅回游に移っていくところなのだけど、そこでは、大きな問題意識として呪力と人類の未来における関係が問われていた。

九十九が、人類の呪力からの脱却、を説き、
羂索は、呪力の最適化、を主張していた。

で、その後、九十九は羂索に敗れ、その羂索は乙骨に敗れた。

なので、「呪力の最適化」という目標は有耶無耶になってしまったのだけれど、でも、死滅回游は未だに継続中なわけでしょ?

それがいつの間にか、本編は、どうやって宿儺を討伐するか、に終始することになってしまった。

で、このままVS宿儺戦の結末をもって作品そのものが終わるなら、羂索の「呪力の最適化」というゴールも有耶無耶にされたままで終わりになってしまう。

となると、やっぱり、「ゼロ」のときと同じように、一旦、これで宿儺を相手にした「虎杖悠仁編」は終わって、その後に時間を置いて、新作として改めて呪術の「廻戦」が始まるという流れなのかな?

「廻戦」、つまり何度も繰り返される戦いとして描いていく。

平安から1000年後だったわけだから、また1000年後とかなのかね?

さっき「ゼロ」と同じように、と書いたけど、「ゼロ」では乙骨と里香の呪いの関係が主題になって、結局、里香はリカという形で乙骨のバディになって終わったわけだけど、それにならえば、今回も、宿儺が虎杖のバディになってとりあえず終わる、ってこともありそうw

ていうか、宿儺が生き残れば、たとえば、宿儺の過去とか、堕天の意味とか、平安時代の宿儺の顛末とか、もろもろ宿儺関連の謎は謎のままで放置できるから。

きっとそれが、一番手っ取り早い本編のたたみ方なんだろうなぁ。

もっとも、それにしても、羂索の計画の意図は付されたままになってしまうけど。

でもそれもきっと、平安時代に宿儺が羂索と交わした言葉の中にヒントがあった、とかになるのかもしれない。

あー、そうすると、やっぱり、宿儺が虎杖に取り込まれて、一種の眷属とか使い魔ポジションに落ち着いて終わりかなぁ。

予想2へ)

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