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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ストライク・ザ・ブラッド 第11巻 『逃亡の第四真祖』 感想

2014-09-18 15:10:32 | ストブラ
さて11巻。
新展開があるかもぐらいに思っていたら、実は一気に物語を収束させようとしているようにも思えてきた。

・・・ということで、スペース、空けときます。












































今回は、あまり、新味のない展開だった。

前回の予想通り、やっぱり、凪沙が拉致られるところからスタート。
そりゃ、外に出たら、そうなるよね。
しかも、それが聖殲がらみ、ということで、一気にお話を畳みに来たようにも思える。

なんといっても、浅葱父による古城への、娘を頼む、という依頼もあったことだし。

で、そりゃ、第四真祖は簡単には島から出れないよな、邪魔されるよな、で、それやるなら、まぁ、那月ちゃんだろうな、順当に考えて・・・、と思ってたら、そのままで、さすがに笑ったw

その上、霧葉まで古城側に付くとはね。

こういうところが、新味がない、と思えてしまったところ。
敵味方のシャッフルが。

しかし、聖殲や浅葱の話は、てっきり島の中でやるものとばかり思っていたけど、まさか、島の外で聖殲のエピソードに行くとはねー。

まぁ、そうなると、ラ・フォリアや第二、第三真祖あたりも、いきなり本筋に絡んできそうな気もするので、次巻以降、首尾よく古城たちが本土に上陸できるといいな。

それこそ、怪獣大戦争のような感じになるのだろうし。

しかし、ほとんどわかっていたこととはいえ、那月ちゃんのエピソードは、正直、いらなかったな。26歳実年齢バージョンの那月ちゃんとか登場させたところで、一体、誰得なんだ?と思ったもの。

その分、引き伸ばし感が強かった。

少なくとも、この巻の最後で、島は脱出して本土に上陸した、というところまでは言って欲しかったかな。

あと、ペーパーノイズさんの登場は要らなかったかなー。

まぁ、彼女も島にいることはわかっていたから、登場するなら島にいるうちになるしかなかったのかもしれないけど。

でも、同じ出すなら、本土に上陸したところで登場!のほうが、話が進んでる感じが出てちょっとはマシになったんじゃないかな、と思う。

全体的に、登場人物たちの位置付けの再整理が必要かな、という気がした巻だった。

結局、本巻では完結せずに、次巻持ち越しになってしまったし。

この作者らしい、グダグダした展開がまた始まったような気がする。

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