BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ゴジラS.P(シンギュラポイント) 第13話 『はじまりのふたり』 感想

2021-06-17 00:37:49 | Weblog
えーと、結論から言うと、これはダメだった。

最後までわけわからん。

一応、最後にあったペロ2とユングのナレーションでいけば、すべては目の前に最初からあった、ということで。

ということは、構造としてはすべて「再帰的」だった、ってことで、要は、悟れ!ということだのようだった。

ペロ2が過去に計算することでたどり着いた答え、と言うことも含めて、結局、高次元の世界の話だから、過去も未来も現在も関係なく可逆的に移動可能?とか言うことなのだろうけど。

うーん、でも、だからなんなの? だよなー。

因果が逆転することも高次元ではあり得るということなのかね。


最後のCパートで、爺さんになった葦原がメカゴジラを創っている場面が出てきたので、間違いなくこれは、第2シーズンをネトフリでやる、ということなのだろうけど。

となると、いろいろと「謎の本当の解明」は、第2シーズンに繰り越された、ってことみたい。

でも、そこでも、ちゃんと説明されるかどうかは、わからないけど。

なんていうか、ゴジラ、というよく知られた怪獣を使って、とにかく、今回は、このゴジラSPの「特異点」をまずはデモしてみせました、ってことなのかな。

うーん、これ、やっぱり、円城塔が書いた小説で読みたいなぁ。

正直なところ、アニメではかえってわかりにくくなっているような気がする。

面白くなるのだろうな!という期待はあったけど、最後の3話くらいで、完全に煙に巻かれた感じ。

てか、これさ、実は、監督も、円城塔が書いた脚本、わからないまま絵コンテ切ってるでしょ。

それじゃ、だめだよなー。

ということで、第2シーズン次第ではあるけれど、この終わり方では、期待外れだった、としかいえない。

少なくともエンタメとしては赤点。

あとは、間を空けずに、それこそ、10月から第2シーズンが始まるくらいでないと、ここまでの内容も忘れてしまうだろうから、興味の持続もままならないと思う。

これじゃ、ダメ、だよ。

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