BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

SSSS.DYNAZENON 第12話 『託されたものって、なに?』 感想

2021-06-20 20:02:46 | Weblog
いい最終回だった。

次に繋がるという意味でも。

正直にいえば、グリッドマンよりもこちらのほうが好みだな。

それはもちろん、蓬と夢芽の関係性がとても見ていて清々しかったから。

というか、主に、蓬がちゃんと少年してたから、なんだけど。

最後に言っていたように、かけがえのない不自由/制約を選択する、というのがいい。

てか、選択、ってそういうものだよね。

選べなかった/選ばなかった道を捨てる、という意味で、自由を放棄する。

まぁ、具体的には、夢芽との関係に自ら縛られる、ということなのだけどw

このあたりの二人の描き方が、なんていうか、グリッドマンのときに、アカネや六花のようなめんどくせー奴らとは違って、スッキリしていてよかった。

まぁ、夢芽も十分、めんどくさかったのだけれど。

そうそう、夢芽がアカネの中の人、という説もあるみたいだけど、それは結構、納得かも。

要は、グリッドマンの世界は電脳空間だったけど、ダイナゼノンの世界はリアル空間だったってことで、グリッドマンで、アカネをしていたのが夢芽だった、という話ね。

それなら、このダイナゼノンがグリッドマンの続編だというのもよくわかるし、この次に、グリッドマンとダイナゼノンが共闘?する第3シリーズが計画されている、というのもよくわかる。

それなら、蓬たちがダイナゼノンというロボットに乗り込んで戦うのも理解できるし。

まぁ、グリッドナイトの変身とかどうしたの?ってのはあるけれどw

そのあたりの秘密を明らかにするのが第3シリーズかなぁ、なんて思っている。


ともあれ、ダイナゼノン、よかったよ。

ガウマほかのキャラもいい感じだったし。

そのあたりのことを含めて、あとでまた書くかも。

というか、このダイナゼノンくらいなんだよね、今期の作品で、もう一度頭から通しで見てみよう、という気になるのって。

その点で、とても貴重な作品。

いい意味で、怪獣アクションシーンを特撮的なお約束のオチとして確定させることで、逆に、それ以外のところは好き放題にやっていたのがよかったなぁ、と。

オタクとかニートとか引きこもりとか自傷癖とかメンヘラとか、そういう記号的なキャラ属性をぜーんぶリアルにありそうな感じで、適当にほどよくいなしたところが、見やすかった理由なんだろうな、とは思っている。

それが一番よく現れていたのが、蓬と夢芽の素敵な関係性だった、ってことかな。

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Vivy -Fluorite Eye's Song 第13話 『Fluorite Eye’s Song』 感想

2021-06-20 01:54:49 | Weblog
ヒドイ最終回だな。

というか、10話以降のリゼロ化、シグリル化で完全に失速。

「やり直し」をやらないと完結できない病とかにかかってるのかね?長月は?

何がヒドイって、AIが暴走するのはいわば既定路線で、そこには大した理由もなければ説明もなかった。

その暴走も、予想されていたとおり、Vivyがきっかけになっていた。

マツモトもマツモト博士も捨て石だし。

でも、「やり直し」がある、と2回目も見せちゃったから、最後のCパートで、髪を切ったVivyが再登場しても、感動も何もあったもんじゃない。

AI反乱モノのSFをなんのひねりもなくコピーしまくって、挙句の果てに、「やり直し」でごまかすのだから。

結局、アクションシーンがなんか凄かった!ってだけの作品。

そんなのでいいのか?

ちょうどTENETを見た後だったので、Vivyのガバガバぶりに呆れたとしかいえない。

もう、長月になんてシナリオ、やらせるなよな。

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