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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変 第39話 『揺蕩-弐-』 感想: このあたりから殺伐とした世界に転じていく…

2023-11-03 10:11:18 | 呪術廻戦
降霊しただけの偽・甚爾なのに、むちゃくちゃ強いな。

で、原作の「今」では、この甚爾の強さに真希が達しているというのでいいんだよね?

となると、渋谷事変は、高専側のレベルアップのためにも必要な苦難だった・・・ってことに一応はなるのかな?

まぁ、今回の内容で、強さの序列が冷徹にも示されたのはつらい。

だって、要するに

宿儺>>>>>>漏瑚>(甚爾)>>>陀艮>>>直毘人>七海>真希

とかなわけでしょ?

これでどうやって、最終決戦たるVS宿儺戦に勝とうというのか。

しかも今回明らかになったように、この時点で、宿儺と羂索(偽夏油)は契約を交わしているわけでしょ?

ということは、渋谷事変のあたりから、というか、下手をすると、物語冒頭で、宿儺の指を(羂索が虎杖の母になりすまして宿儺の器になるよう産んだ半呪霊たる)虎杖に食わせたところからずっと羂索と宿儺の手のひらの上で、物語が進んでいった、ということになりそう。

でもまぁ、だとしたら、最終決戦は、羂索や宿儺の千年前の呪術師の常識が通じない現代っ子たちの術式で倒すしかないのかもしれない。


とはいえ、本編最新作では、羂索が、高羽の芸人魂を破砕するくらいの「お笑い芸人通」であることも示されてしまったから、単純に「現代的な術式」だからといって太刀打ちできるわけではないかもしれないけれど。

とまれ、そうした最終局面に向けた幾重もの伏線が、今回の渋谷事変のエピソードあたりから張られ始めていた、ってことなんだろうな。

しかし、仮に「漏瑚VS甚爾」戦が繰り広げられていたら、どちらが勝っていたのだろう?

そこはちょっと気になる。

あと、このあたりから、伏黒の受難は始まっていたんだな。

少なくとも、ここから後、伏黒は心身ともにひたすら痛めつけられていく役を担うわけで、ホント、原作者の意地の悪さがうかがえる。
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