10話というよりも、全10話の感想に近いけど、なんというか、後味の悪い終わり方だよね。
いや、原作、売ってしまった理由も今更ながら思い出した。
簡単にいうと、スカシすぎ。
何なのこの二人? 小鳩くんと小佐内さんって、いうのもあるし。
日常の細々したことを推理してドヤ顔する小鳩ってなに?ってなるし、
その小鳩の推理せずにはいられない傾向を利用して策略を達成する小佐内って気味悪い、となる。
まぁ、9話と10話まで来ると、小鳩くんがちまちましたことを首尾よく解決してきたの、って、小佐内さんから見たら、一種のケイパビリティプレゼンで、こんなに探偵的な性癖をもったひとはいないから、使わない手はない、ということで。
要するに、
「春期限定いちごタルト事件」は、なんだか小鳩くん、すげぇ、って話で
「夏期限定トロピカルパフェ事件」は、いや小佐内さん、こえぇ、って話。
小鳩くんを小佐内さんの関係性も、ホームズとモリアーティみたいな関係。
まぁ、そういう物語が進むうちに、関わった人間の内面も徐々に暴かれて、それまであった事件の意味合いも変わっていく・・・という、ちょっと変わった感じの「叙述トリック」的なひっかけが、米澤穂信の得意分野ってことなのだけど。
ただ、読まされる側は結構げんなりする。
意地が悪い、趣味が悪い、性格が悪い、とにかく胸糞悪い。
それが、こんなどうでもいいような高校生の日常に関わるような話でやられるとなおのこと。
そのうえ、主人公たちが未成年ということもあり、犯罪も「若気の至り」のような過ちとしてカウントされてしまい、そのネガティブな経験を経て、登場人物たちが成長することで、当初抱いた動機に対して本人による反省も加えられて、「たしかにやったことは悪いけど、でも・・・」というコメントを付けないではいられないようになる。
でも、なんか、そういう構成そのものが、あまりにもあざとい。
そういうところで、米澤穂信ってどうにも好きになれない、って思って、そういえばブックオフに出したのを思い出した。
まぁ、好きか嫌いか、でいえば、嫌いな方。
そのことを、9話、10話で思い出した。
結局、小佐内さんが酷い、ってだけなんだけどねw
そういう意味では、来春から始まる2期の「秋期限定栗きんとん事件」は、今回破局した小鳩くんと小佐内さんの関係改善の話だったように記憶している。
あまりちゃんと思い出せないのは、やっぱり読みながらあまりおもしろいとは思わなかったからなんだろうな。。。
いや、原作、売ってしまった理由も今更ながら思い出した。
簡単にいうと、スカシすぎ。
何なのこの二人? 小鳩くんと小佐内さんって、いうのもあるし。
日常の細々したことを推理してドヤ顔する小鳩ってなに?ってなるし、
その小鳩の推理せずにはいられない傾向を利用して策略を達成する小佐内って気味悪い、となる。
まぁ、9話と10話まで来ると、小鳩くんがちまちましたことを首尾よく解決してきたの、って、小佐内さんから見たら、一種のケイパビリティプレゼンで、こんなに探偵的な性癖をもったひとはいないから、使わない手はない、ということで。
要するに、
「春期限定いちごタルト事件」は、なんだか小鳩くん、すげぇ、って話で
「夏期限定トロピカルパフェ事件」は、いや小佐内さん、こえぇ、って話。
小鳩くんを小佐内さんの関係性も、ホームズとモリアーティみたいな関係。
まぁ、そういう物語が進むうちに、関わった人間の内面も徐々に暴かれて、それまであった事件の意味合いも変わっていく・・・という、ちょっと変わった感じの「叙述トリック」的なひっかけが、米澤穂信の得意分野ってことなのだけど。
ただ、読まされる側は結構げんなりする。
意地が悪い、趣味が悪い、性格が悪い、とにかく胸糞悪い。
それが、こんなどうでもいいような高校生の日常に関わるような話でやられるとなおのこと。
そのうえ、主人公たちが未成年ということもあり、犯罪も「若気の至り」のような過ちとしてカウントされてしまい、そのネガティブな経験を経て、登場人物たちが成長することで、当初抱いた動機に対して本人による反省も加えられて、「たしかにやったことは悪いけど、でも・・・」というコメントを付けないではいられないようになる。
でも、なんか、そういう構成そのものが、あまりにもあざとい。
そういうところで、米澤穂信ってどうにも好きになれない、って思って、そういえばブックオフに出したのを思い出した。
まぁ、好きか嫌いか、でいえば、嫌いな方。
そのことを、9話、10話で思い出した。
結局、小佐内さんが酷い、ってだけなんだけどねw
そういう意味では、来春から始まる2期の「秋期限定栗きんとん事件」は、今回破局した小鳩くんと小佐内さんの関係改善の話だったように記憶している。
あまりちゃんと思い出せないのは、やっぱり読みながらあまりおもしろいとは思わなかったからなんだろうな。。。