100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「台湾」編 阿里山観光1

2018年06月26日 08時04分29秒 | 台湾

 

 阿里山というのは独立した山峰ではなく台湾最高峰の玉山(3952m)(注)などを含む山々の総称です。したがって日本語的に言えば阿里山脈といったところでしょうか。

(注)日本植民地時代に新高山と呼んでいました。戦前戦中派には懐かしい名前ですね。「新高山登れ**♪?」は歌でしたかね。

 

この阿里山でのご来光を見るため早朝ホテルを出発し、阿里山森林鉄道祝山線の阿里山駅から祝山駅に向かいました。鉄道のダイヤは日の出に合わせて組まれているそうです。写真はこの早朝の祝山駅です。ご来光を見るためだけの観光鉄道のため運行は午前中だけです。


「台湾」編 故宮博物館南院3

2018年06月23日 08時11分10秒 | 台湾

 

台北の博物館からの特別展示の「肉形石」です。館内での撮影に失敗したのでここで頂いたリーフレットの写真を借用しました。

肉形石は国立故宮博物館で最も人気のある文物の一つだそうです。近所にお住まいの中国人もよくご存知でした。 「色つや、表面の毛穴、豚身の質感などが豚の角煮そっくりの石。これは天然の石をもとに職人が毛穴の一つ一つを細工**」(地球の歩き方p103)

「どうです?この石を見るとお腹がすいてきませんか?」とはリーフレットの説明文。

なお、台北の故宮博物館は後日紹介の予定。


「台湾」編 故宮博物館南院1

2018年06月23日 08時05分20秒 | 台湾

 

 「台湾」編を再開します。

 故宮博物館は現在、中国北京と台湾台北にあります。1925年北京の紫禁城に清朝皇室の美術コレクションを保管・展示する博物館として始まりました。それが1946年中国共産党に敗北した国民党政権がこの故宮博物館から名品を台湾に持ち込んだのが台湾の故宮博物館です。その分院的なものが嘉義にある故宮博物館南院です。2015年にオープンしました。北京の博物館の文物を分割はせず南院に出展するという形式を取り「アジアとの交流」がテーマになっています。

 「台湾の自然の風景を表現したといわれる建築は広すぎて歩くのが大変でしたね」とはツアーコンダクター竹田さんのメモでした。


「台湾」編 台南4 赤嵌楼(セッカンロウ)4

2018年01月06日 08時18分19秒 | 台湾

 

 ここにこのような日本人の像がありました。私はこの羽鳥又男(1892~1975)を知りませんでした。びっくりしました。彼は1942年に台南市長になりこの赤嵌楼の修復したことでこのように碑まで建立されたようです。

 「赤崁樓の修復作業は1943年3月1日に始められ、1944年12月20日に完了した。総工費65,000円。この修復作業は台湾總総督府の支持を得られず、日本軍も作業を妨害したが、羽鳥は赤崁樓の修復を完遂した」(ウィキペディアより)

 ついで余談話を一つ。

 1897年森川清次郎という36歳の日本人が巡査として台湾に赴任しました。その彼が今村の廟に慈愛公として永遠の村の守護神として祭られています。その詳細は「台湾の歓び」(四方田犬彦著)p303~305をご覧ください。

 以前台湾の親日は2・28事件に由来すると書きましたが、それだけではないようですね。


「台湾」編 台南1 赤嵌楼(セッカンロウ)1

2018年01月06日 08時11分00秒 | 台湾

 

 高雄から台南に向かいました。台湾(島)には2千数百年前にオーストロネシア語族が住み始め約400年前まで近代的意味での国家は形成されていませんでした。そこに国家権力を背景にしたオランダ人が來島し、中国大陸からは漢民族の移住が始まります。そこで両者の争いが始まり、その主要な舞台が台南でした。それ故この地には両者の争いのあとが残っています。その代表的建物が赤嵌楼です。1653年にオランダ軍が建てプロビデンシャル城(紅毛城)と呼ばれていました。1661年日本でも有名な日本人を母に持ち浄瑠璃「国姓爺合戦」のモデルになった鄭成功がオランダを駆逐します。そしてこの赤嵌楼は台湾全党の中央機関になります。清王朝と対立していた鄭成功は病死しこの地は清王朝の支配下になります。その後は略。


「台湾」編 高雄6 蓮池譚3 龍虎塔

2018年01月03日 08時16分49秒 | 台湾

 

 この公園の目玉はこの龍虎塔のようです。台湾では一二支の中で龍がよい動物で虎が悪い動物だと信じられています。そこで龍塔から入り虎塔を出ると善人になれると信じられているそうです。または厄除けになるという説もあるようです。私も龍から虎の口を出てみました。