この写真はヨーロッパ最北端の地として有名なノールカップ観光の拠点ホニングスヴォーグ(人口2900人)でのサーメ人の民芸品製造販売店で撮影したものです。
「ヨイク」という言葉を聞いたことがありますか。サーメ人の民族音楽です。私もCDを買って帰りましたが、音痴なのでよくわかりませんが、非常に特徴のある音楽で心が休まる感じです。忙しい現代人を癒す音楽だと思います。事実ヨーロッパではガンに効く音楽と言われ病床で聞く人が多いいそうです。このブログでお聞かせできないのが残念です。
また余談になりますが、この店を出たところで”Could tell me where taxi station is ?" (タクシー乗り場を教えてください)と尋ねてきた人がいました。日本人でした。定年退職者のバックパッカーで日本を離れて一ヶ月になりアイスランドからこちらに回っていたそうです。日本にいる奥さんとは毎日インターネットで連絡しあっているそうです。私はいまだにそのやり方はわかりません。
トナカイといえば次に思い出すのはトナカイ遊牧民族のサーメ人です。北欧(ノールウェー、スウェーデン、フィンランド)に住む先住少数民族サーメ人(ラップ人)を紹介しておきます。その数4万人~10万人。
サーメ人は以前、ラップ人と呼ばれていましたが、これは蔑称で「単純な人」という意味で現在は彼ら自身がいう「サーメ人」という言葉が一般的になっています。日本からの添乗員が「ラップ人」という言葉を使い現地のサーメ人ガイドに注意を受けるということがありました。
写真はノールウェーで写したもの。