降伏文書調印の場ですね。
ここでちょっとした余談話、「山下財宝伝説」。(ネタは「現代フィリピンを知るための61章p136~p140」」
それは太平洋戦争末期山下将軍が戦争遂行のための巨額の財貨(金塊、宝石、貨幣など)を埋蔵し、それが現在に至るまでフィリピン国内に残されているというお話です。そこからいろんな話が派生しています。一例を紹介します。以前にも紹介した元大統領マルコスは生前不正蓄財疑惑に答えて、国庫から横領して裕福になったのではなく、以前山下財宝を自ら発見して手に入れたと釈明しました。
ちょっと興味ある説明掲示があったので紹介します。この日本の対フィリピ戦争は1895年の対中国戦争から始まったと書いてあるようですね。余り英語力がないので間違っている可能性があるので、皆さんお読みください。
キアンガンはバナウエから車で30分のところにあるイフガオ族の町です。1945年9月2日の朝、この地で山下将軍はアメリカ軍に投降し翌日、3月31日に紹介したようにバギオで正式に降伏文書に調印しました。現在ここはキアンガン中央小学校になっておりその敷地内にキアンガン戦争記念館があります。
以前棚田の維持管理が若者の村からの流失で困難になっていると紹介しましたが、このような伝統文化の継承者も少なくなっているようでこのダンサーたちも一般のイフガオ族の人たちではなくこのホテルの従業員だそうです。