ネパールへはヒマラヤを見ようと出かけました。ところがネパールへ行けば必ず何時でも、何処からでもヒマラヤが見えるというわけにはまいりませんでした。 予定では6箇所の地点と遊覧飛行(オプションで140ドル)で見られるはずでした。結果は地上では3勝3敗、空からは天候回復を待つためかなり遅れての見学でした。
さてドリケルというところでは見ることができませんでした。そこで自由時間で暇なので町?の中心街のお寺や学校(非礼とは思いましたが中まで入り先生や子供たちの歓迎を受けました=次々ページの写真)を見学してまだ時間があるので、郊外?の方へ散歩に出かけました。そのときと出会ったのが写真の若夫婦でした。ご覧の通り、奥さん(ハニカミがなんともいえないかわいいですね)が重い荷物を持ち、彼のほうは手ぶらです。ここからが私の悪い癖です。
身振り手振りと片言の英語(彼らのほうが上手)で「女に重いものを持たして男が何も持たないのは良くない」説教をたれました。どうやら通じたようで、彼のほうが胃が悪くて今町の医者に診てもらいその後買い物をしての帰り道だとのことでした。そして彼は私に家まで来ないかと招待してくれました。いったんは快諾したのですが、かなりの距離のようなので途中で失礼しました。今になっては彼らの家まで行くべきだったと後悔しています。彼が健康を回復していることを願っています。