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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「東・南アフリカ」編 ロベン島1

2017年01月02日 08時17分56秒 | アフリカ

 

 ロベン島は南アフリカのケープタウンの沖合い12kmにある島です。アパルトヘイト(人種隔離差別政策)時代、主に政治犯黒人専用の刑務所島だったところです。1959年から1991年まで述べ約3000人が収容されていました。其の中には後にノーベル平和賞受けるネルソン・マンデラもいました。1999年島全体が世界遺産意登録されました。広島の原爆慰霊碑とともに負の世界遺産です。ケープタウンからこの船に乗って20分くらいでした。

 ちょっと余談話

 このアパルトヘイト白人優位時代の日本人は「名誉白人」という不名誉な名前をもらい白人に準じた扱いを受けていました。ただ白人女性と結婚した日本人が「雑婚禁止法」で国外退去になったことがありました。それに対してプレトリアの日本総領事館は「名誉白人の待遇は法的に認められたものではなく、白人地域に住むことができるというだけで、結婚や男女関係に関する南アの法律では有色人種扱いだ」と南ア当局の言い分を認めたということがありました。(「苦悩するアフリカ」篠田豊著p40)