ブータンから日本はマツタケを輸入していることをご存じですか。
ブータンのティンプのホテルで朝食をすませて出発のためロビーに行くと皆さんが何かを取り囲んで集っていました。そうです。このマツタケを取り囲んでいました。日本人観光客が宿泊しているということで売り込みに来たのでした。添乗員の安原さんのおごりということでこの昼の食事でいただきました。私には40数年ぶりの御馳走でした。その後も数回にわたっていただきました。これが私の生涯の終りのマツタケになるでしょう。
2011年9月19日の朝日新聞に以下のような記事が掲載されていました。
「ヒマラヤの小国ブータンでは雨期の終わりの8月から9月初めにマツタケがとれる。(中略)かおりも良い。ただブータンの人には合わないらしく、長い間、身向きもされなかった。現地語で「男性器のキノコ」と呼ばれてきたが、最近は日本や韓国などに輸出されるようになり、サンゲイ・シャモ(仏様のキノコ)に名前が変わったとか」