4回にわたって「エフェソス」を紹介してきましたが、その後、もう一度エフェソスに行く機会がありました。それは7年後(2007年)の「ギリシア周遊とエーゲ海クルーズ」というツアーでした。その時はトルコ領内にある「古代ギリシャ遺跡」訪問というわけでした。
その時はエーゲ海を渡りエフェソス観光の玄関口クシャダス港(もちろんトルコ領)に降り立ちました。(写真)その時一番に目に触れたのが“When in Turkey ***Do what most Turkish people do.”です。直訳すれば「トルコに来た時は、トルコ人がするようにしなさい」日本の諺で言えば「郷に入れば郷に従え」となるのでしょう。普通ならば” Welcome to Turkey”「トルコへようこそ」だと思うのですが。なぜちょっと失礼したような文言になっているのでしょうか。関空や成田空港に”When in Japan ***Do what most Japanese people doという看板があればどうなりますかね。皆さんどう思われますか?
この謎解きのキーワードは「ギリシアとトルコは犬猿の仲」と思います。添乗員の稲葉さんが面白い話しをしてくれました。煮出しのトルココーヒーは有名ですが、全く同じものがギリシアのもあります。そこでギリシアでトルココーヒーをくださいというと突然不機嫌になりそんなものはありませんというそうです。
さてその不和の原因は両国の歴史にあります。それについては2007年5月11日、14日に少し紹介しているので今回は省略します。
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