ロマンチック街道次の訪問地はローテンブルクでした。観光はフリーでした。街をぶらぶらしました。「全ドイツを通じて、これほど中世都市の姿の姿を今日再現できた町はない」(ブルーガイド・ワールド ドイツP15 )と記述されてように町は中世的雰囲気を漂わせていました。(写真下)街頭でリンゴジュースを売っていました。ノンアルコールで濃厚ビタミンと書かれていますね。いただきました。美味しかったです。(写真下右)
「中世犯罪博物館」を訪れました。しかしなぜかアルバムに写真が一枚もありません。というわけで、ここでいただいたリーフレット日本語版の一部を紹介します。(写真上)左は責め道具です。「1」木のカラー;服装規定違反女性のため 「2」辱め用のマスク;おしゃべりの過ぎる女性用 「3」大きなロザリオ;不熱心な信徒用 「4」辱めのマスク;長い鼻付き 「5」飲んべえ用の樽;居酒屋の常連の大酒のみを懲らしめるため 「6」辱め用のマスク;豚のように振る舞う男性用 「7」貞操帯;既婚女性の貞操のため 「7」 二輪首かせ;ふたりのいがみ会う女性用
厳しいですね。この件に関して「ドイツ歴史の旅」(坂井栄八郎著)は以下のように叙述しています。
「中世の諺に『都市の空気は自由にする』(Die Luft der Stadt macht frei)というのがある。***これは領主に隷属する農奴身分の者も、都市に逃げ込んで無事に逃げこんで無事に1年と1日を過ごせば、農奴身分から解放されて市民の仲間にいることができる(という意味) ***ここで勘違いして、領主の法はきびしく、都市の法はあまかった、などと考えてはいけない。***都市というのは***同格者のヨコの連帯を組織原理している***これを破れば***きびしく罰せられる。***いまは観光用の見世物になっているが、(この博物館のこと)都市当局の拷問のすさまじさはほかの権力に劣るものではない」(p120)
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