どこの国の都会でも車の洪水で交通渋滞は当たり前です? インドネシアでも例外ではありませんでした。その中でスーイスイと活躍するのがベチャ、ベトル、バイクです。ベチャは自転車の前に荷台をつけ客を運びます。インドネシアンタクシーです。バイクの数の多さにも少しびっくりしました。なぜかそれに対して自転車はほとんど見かけませんでした(ベトルについては後述)。
余談話
世界的に有名なガイドブック“Lonely planet”を知ったのは2002年西アフリカ(マリ、ガーナ、ベナン)の旅行の時でした。この地域の日本語のガイドブックを見つけることができなくて下調べに少し苦労をしました。その時「旅のデザインルーム社」の添乗員本橋さんがその存在を教えてくれました。添乗員のバイブル的存在とも紹介してくれました。その後少し気をつけて観察しているとこの“Lonely planet “を片手にキョロキョロしている旅行者をよく見かけます。 私の英語力は贔屓目に見ても中学2,3年生級ですが(会話力はほとんどゼロ)その後、海外旅行に出かけるときは必ずその地域の”Lonely planet”を購入して辞書を引き引き拾い読みをすることにしています。日本語の文献にはない珍しい話を見つけて喜んでいます。このブログでもそれを時々紹介しています。
しかしこの”lonely planet”にも間違いがあります。それを鬼の首を取ったように喜んでこのブログに2回紹介したことがあります。
一つはウズベキスタンのブハラにあるシナゴーグが1つにまでに減少しているという記述でした(p315)。2004年に私が自由行動で訪れたときには2つありました(2005年12月9日に紹介)。私の所有しているのは2nd edition でした。その後{旅のデザイン社}の添乗員の方から3nd edition では2か所と訂正されているという話をいただきました。しかしこの地域でのユダヤ人の減少で現在は1つまたはゼロになっているかもしれません。
もうひとつは、2009年8月16日に紹介した日本語の「有難う」がポルトガル語の”obridado”に由来するという記述です(p31)。これは明らかに間違いであると指摘をしました。この話を今回の「トラベル世界社」の添乗員年本さんに話したところさっそく調べてくれて彼の持つ2009年度版(私の本は2007年度版)ではその記述は削除されているとのことでした(ブログのコメント)。
というわけで、鬼の首でも取ったように喜んで間違いを指摘したことはすべて後日訂正されていたことが分かりました。そこでますますlonely planet に対する私の信頼は深まっています。今回のインドネシアの旅行でも日本語の文献では見つけることのでない興味深い話を見つけました。後日紹介の予定です。
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