今回の旅での目的物?の1つが蟠桃でした。
西遊記で有名な孫悟空が天界で蟠桃園の管理を任されますが、仕事を怠け、さらには栽培されている蟠桃を食べつくし、その罪で五行山下に閉じ込められ三蔵法師に助けられます。これは食べると不老長生を得ることができる神聖な桃とされています。
私はこの蟠桃がこの世?に実在?しているとは知りませんでした。ところが1980年にNHKで放映された「シルクロード」を本にした「シルクロード第6巻」(p170)の以下のような話しを読んで実在?を知りました。
「私たちが一番期待していた蟠桃は、まだすこし時期が早めで****食味をすることができなかった。***これほど美味しい果物はないと地元の人はいう。これを1つ食べるだけで千年は生きられるというありがたい桃であるが食味ができなかったが心残りであった」
というわけで、NHKの人たちよりすこし時期的に遅いのでぜひこれを食べ不老長生を実現したいというのが今回の旅行の最大の目的?でした。
そこで到着した日から「蟠桃」という字を書いた紙を持って尋ねまくりました。意味は通じたのかサルのまねをした人もいましたが、なかなか出会えません。ついに3日目「天地」の近くでトイレ休憩した際、小さな商店で発見。写真のものがそれでこれがすべてで全部を買い占めました。大変美味でした。
1つで千年ということなので2つ二千年というのは少し厚かましいと思い1つで我慢して残りは同行の人たちに由来を説明して功徳を施し?ました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます