フランシスコ会は「清貧」が売り物?で私たちにもそれが一般的なイメージです。しかしわたくしは別のイメージを持ちます。
2010年11月9日に以下のようなことを書いています。(一部修正追加)
「**** 日本の神社仏閣は鬱蒼とした木々に包まれているし、ちょっとした林をよく見ると祠があり神仏が祭られている風景は今はだいぶ少なくなりましたが、かってはよく見られました。東南アジア、日本では自然と共に神仏があります。自然が神仏でもあります。
しかし、キリスト教の教会やイスラーム教のモスクでは全く自然は排除されています。皆さん、木々に囲まれた教会、モスクを見られた方がいらっしゃいますか。無いですね。
キリスト教、イスラーム教では「神」「人」「自然」は全く互いに隔絶した存在です。以前私はヨーロッパを旅行していて林に祠などが無いかとキョロキョロしてみました無駄でした。
自然と神とのかかわりを描いた宗教画は私の記憶ではイタリア、アッシジにあるジョットの作品「小鳥への説教」(自然より人間が偉い、そして人間が自然を支配する)だけですが、それでも自然とのかかわりを描いた数少ない宗教画だと思うのですが****」
というわけでフランシスコ会は自然とのかかわりを比較的大切にするキリスト教の中でも珍しい宗派だと思います。写真は撮影禁止だったのか手元にないのでウィキペディアからの借用です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます