温泉で有名なバースに向かいました。その日の夕食は「昔、バースの社交場で流れた音楽の生演奏を聴きながらちょっぴり優雅な夕食」(添乗員亀井さんのメモ)(写真左上)
バース(風呂)という言葉の由来についてバースという地名からバースが風呂という意味になったといわれていますが、ウィキペディアによれば反対でもともとのアグロサクソン語の風呂という意味からこの地がバースと命名されたとのことです。
風呂好きのローマ時代に始まりますがローマ撤退以後は荒廃し18世紀になって再発見されました。(注)しかし私の訪問時(1997年)は博物館という扱いで入浴はできませんでした。そこで足湯を楽しみました。(写真右)その後(2007年)現在は入浴できるようになったそうです。しかし私の経験ではヨーロッパでは温泉入浴はあまり一般的ではないように感じます。この時は温泉水を飲みました。その他ヨーロッパで温泉地を訪ねたことがありましたが、そこでも入浴ではなく温泉水を飲みました。
写真左下は街角風景です。
(注)中世、近世時代のヨーロッパ人はあまり風呂は好きではなかったようです。それについてはこのブログ2009年7月23日、2019年1月5日に紹介しています。スペイン女王イザベル(在位1474~1504)の言「キリスト教徒たる者は、むやみに水を浴びたり、風呂に入るものではありません。あれはモーロ人(イスラーム教徒)の風習ですから」(というわけで香水の登場)