チューリップは中央アジア原産でトルコで栽培が始まり16世紀にヨーロッパにもたらされました。17世紀にオランダでその球根が投機の対象になり労働者の平均20年分の儲けを稼ぐ人まで出てきました。まもなくこのバブルもはじけ多くの悲劇を生みました。
ラオスは日本と同じ仏教国ですが、同じくアニミズム(注)の国でもあります。メコン流域のライスワイン製造のサンハイ村(後日「世界のアルコール」編で紹介の予定)で見かけた風景です。日本ではこのような風景は少なくなりました。ヨーロッパでは絶対に見ることはありません。
(注) あらゆる現象・事物に霊魂の存在を認める考え方。(新明解国語辞典)
「ふれ合い 出会い」編はまだまだ続くのですが、ここでいったんお休みをいただき「世界の景観 風景」編を始めます。
このときの旅行では途中でカメラが故障して、同行の方からインスタントカメラを譲っていただき撮影をしました。ところがその中の一枚が私の自慢の写真になりました。旅行社の宣伝パンフレットに採用され1万円の旅行券をもらったのです。この写真がそうです。
今まで各地で河を見てきましたが、このメコン河が一番ほっとして安らかな気分になれるような気がしました。
同じみやげ物店の様子です。カラフルです。これは店だけでなくネパール全体がそうであったような気がします。
インド経由でネパールに来ていたアメリカ人観光客のおばさんの言葉がなぜか印象深く記憶に残っています。 “India is poor and dirty . Nepal is poor but clean.” (インドは貧乏で汚い。ネパールは貧乏だが、清潔できれい)
前述のようにドリケルでは小中学校を非礼だとは思ったのですが、訪問しました。日本では不法侵入者として警察沙汰になるところでした。しかし大歓迎を受けました。どうもこの学校は外国からの援助で出来ているようで、外国人は歓迎という様子でした。校長先生まで出てきて色々説明を受けましたが、英語なので殆ど分かりませんでした。(英語だったかな?)写真は歓迎?をしてくれている小学生たちです。
校門に“ESHABLISHED2017” (創立2017年)とあり”??“と思って後に現地ガイドに聞きました。これはネパールの公式暦ヴィクラムの暦の年号で当時(西暦2001年)は2057年とのことでした。以前はこの暦はインドとも共通だったそうです。起源を少し調べてみたのですがよくわかりませんでした。ご承知の方がいらっしゃいましたら教えてください。