錦江湾を出ると海は澄み紺碧色になりトビウオが飛ぶのも見えました。私は最初トビウオを海鳥と間違えました。カメラに収めることができなかったことは残念でした。
竹島と同時に硫黄島も見えてきました。左が竹島で起伏が少ない平坦な島です。最も高い山で220mです。それに対して右に見える硫黄島は硫黄岳(703m)がそびえ隣の竹島とは対照的です。ただし硫黄岳の南は竹島と同様比較的平坦です。
日本100銘山の一つ開聞岳は錦江湾を出てもしばらく(いや最後まで?)その淡麗優美な姿を見せてくれます。開聞岳の特徴の一つはどの方角から見ても同じ姿だということです。5月5日に坊津(耳取峠)からの開聞岳を紹介しています。
村へは鹿児島港から村営定期船みしま(総トン数1196トン 全長89.5m 速度19ノット)で行きます。コースは鹿児島港→竹島→黒島(大里)→黒島(片泊)です。鹿児島港→黒島(片泊)までの所要時間は約6時間です。ダイヤは1週間にだいたい3便です。私のコースは鹿児島→黒島(2泊)→竹島(1泊)→硫黄島(1泊)→鹿児島港でした。
中学生が硫黄島での2泊の体験学習で乗り込みにぎやかでした。通常、船は閑散としているそうです。私のような遊び人(観光客)はほとんどいないようで、仕事でのお客さんがほとんどのようでした。
5月26日から30日まで三島村(ミシマ村)観光をしました。三島村は竹島(世帯数44 人口80)、硫黄島(世帯数62 人口116)、黒島(世帯数97 人口176)の3島からなる村です。村役場は鹿児島市にあり、職員は鹿児島市在住です。写真で位置を確認してください。5月29日大噴火が起き全島員が避難した口永良部島はこの3島より少し南にあります。硫黄島からの遠望でかすかに口永良部島をみることができました。