いくつかの建物の説明の掲示板でこの勤民楼のものに興味を惹かれました。拡大しても少し読みづらいので一部をここに転記します。
「**溥儀は偽満州国執政に就任した後、清王朝の回復の大志を示すために、『天を敬い祖に則り、政に勤め民を愛す」という清王朝の家訓**」
この文章で私は西郷隆盛のメダマ商品「敬天愛人」を想いだしました。この西郷隆盛の「敬天愛人」の原拠についてはいろいろの説があるようですが、これを見てどうもこの清王朝の家訓ではないかと思いました。みなさんどう思われますか。
長春は傀儡国家満州の首都があったところです。したがって国家機関がたくさんあったところです。すでに国務院跡、実質的支配者「日本関東軍司令部」跡については6月24日に紹介しています。今回は満州国皇帝愛親覚羅溥儀の皇居跡の偽満皇宮博物館を紹介します。入り口です。