採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

タルト・タタンのおいしさって

2007-11-14 | +お菓子(西洋)
とりあえず冷蔵庫を空けたくて、幸寿りんご(去年からのお気に入り。今年も買ったのです)を4つに切って煮ておきました。お砂糖なしで、低温のオーブンに入れて落としぶたを重石をして長いことおくと、果汁が煮詰まって甘く甘くなります。

さて何にしよう。

ぱらぱらと眺めていたレシピファイルで、よさげなものを発見。


パウンド型で・・・

そう、タルトタタン。
ちょっと迷ったけれどオーブンペーパーを敷いて、煮林檎をどさっと詰め、パイシートを乗せて焼き始めたのでした。
りんごには火が通っているので、一応りんごがグツグツ言って、パイシートが焼けたらまあいいことにしよう。

どわりゃっとひっくり返してできあがり~。


2007/10/31作 タルトタタン


一見うまくいったように見えますが(見えないかな?)、いろいろ問題点が・・・。
まず、林檎を適当に型に流し込んだのはよくなかったかも。やはりきちんと並べた方が美しかったわ・・・。
そして林檎の水分がまだ多すぎた・・・。こんな背の高いタタンにするのだったら、林檎のペクチンで互いがくっつく位まで煮詰めなくてはいけないのでした。
一応カラメルを作ってりんごを和えたのだけれど水っぽすぎて色も味も薄まってしまいました。
パイシートも、パイだけ焼いてから最後に合体させればよかったな。一見こんがり焼けたように見えたのだけれど、林檎に接している方が湿ってしまったのでした。
オーブンペーパーを敷かず(焦げ目をつけるため)、林檎だけまず飴色になるまで煮詰め、そこにカリッと焼いたパイをあわせるべきでした。

りんご同士がくっついていないため、カットするとあえなく崩壊。


なので横倒し


あと、これだけ林檎の層が厚いと、煮りんごを食べているのと大差ない気分。タルトタタンのおいしさは、ある程度カラメル化した甘酸っぱい林檎とサクサクしたパイ皮を同時に口にいれてこそ、ではないかな?

次はふじりんごで挑戦だ(薄く作らないとね)。
コメント (6)
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