採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

サツマイモ裏漉し

2010-11-03 | +お菓子(西洋)
サツマイモ、続々掘り上がっていますが、そうすると増えてくるのが、クズイモ。
ごく小さいもの、細いもの、掘り取る際に傷をつけてしまったもの、ネズミにかじられてしまったものや、がクズイモです。

 
2010/10/29収穫安納芋小さい方

背景は新聞紙1枚サイズで、下の方にあるのが、クズイモです。(ここに写っている分で、芋掘り1回(10数本分))。薄い色が安納芋、濃い赤がベニハルカ。

普通はこういうクズは、畑に捨ててくるのかもしれませんが、つい勿体なくて持って帰ってしまいます。

2010/10/30クズイモ


とりあえず生のときには皮が剥けないくらいい小さいものをまとめて蒸しました。

2010/10/30クズイモ

そして、裏漉し器(網のやつ)を使って裏漉し。
お芋が何種類も混ざっているので、色とりどりです。
オレンジ色は、ベニキララです。


ムーランも試してみましたが、サツマイモの場合、繊維が寸断されてペーストの方に混ざり込みます。これだと繊維のザラザラ感が残るため、繊維まで漉しとれる目の細かい日本式の裏漉し器の方が向いているようです(カボチャは糸状の繊維がないのでムーラン向きだと思う)

裏漉しって、すごく辛い仕事のように思っていましたが、最近は割と好きな作業になりました。お習字の前に墨を摺るような、無心になれる作業かも。

TVを見ながら2時間くらい作業して、出来たペーストは、サツマイモの大きめ約1個分。とりあえず冷凍しておきました。
・・・ハタと考えると、こんなことしている間に大きいお芋を使っていかないと、春が来ても使い切らないような気もします。

やっぱりクズイモは捨ててくるべきだっただろうか・・・・。



●裏漉しのポイント
・新しい(いい)裏漉し器は何だか楽(私は貝印のを比較的最近買いました)
・裏漉しの網の面全体をひととおり使ったら、裏漉し器を一度洗う。
 網表面についた細かい繊維を残したまま裏漉しを続けると、効率がすごく悪いです。
・洗った裏漉しは、フチの金属が巻き込んである部分に水滴が溜まっているので、よく振って水気を切る。
(今使っている裏漉し器はすごく漉しやすくてよいのだけれど、フチに水が溜まりやすい点が困ります。網の裏をへらでこそげようと傾けると、水滴がピュレの中に混入してしまうのです)

コメント
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