採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ぶどう絞り粕のチーズ ganos soga ピノノワール

2015-03-10 | +乳製品・肉・魚・卵

北海道のチーズを取り寄せてみました。
「アンジュ・ド・フロマージュ」というチーズ工房です。
ホクレンの小冊子GREENで見かけて気になっていた工房でした。

ネットで買えるだろうな、と期待していたら、工房のネットショップ(ショッピングカート)は現在お休み中。
メールのやりとりを何度か繰り返し、何とか買うことができました。
(担当者の方、お忙しいところありがとうございました。)

中で、変わったチーズがありましたのでご紹介します。

”ganos soga ピノノワール” というもの。
 ワインを作る際のぶどうの絞り粕をまぶしたチーズです。

この外側のモロモロはレーズンを更に固く、乾かしたような食感。あと、ぶどうの種も多数まぶっています。
種は通常のものより大きい気がしました。

ピノノワール(アンジュ・ド・フロマージュ)

赤ワインの場合、潰したぶどうの皮や果汁を一緒に発酵させて、その後絞っているのでしたっけ。
その絞り粕だと思うのですが、ワインの味はほとんど感じませんでした。
ぶどうの皮のポリフェノールの風味がして、うっすらとイーストっぽい程度でした(よく乾燥しているから?)。

発酵後のぶどうなので、レーズンぽい甘酸っぱさも勿論ないです。

むしろ食べてみて面白かったのは、種。とても固くはありますが、パリパリした食感が面白いです。欧米の人はぶどうの皮や種も全部食べてしまうそうですが、その感じが少し分かりました。 

ピノノワール(アンジュ・ド・フロマージュ)

基本的には外側は外して食べるものだそうです。

中のチーズは、真っ白でぎゅっと詰まっていて、ポロっとほぐれるような、山羊チーズのよう。
国産チーズの例に倣い、塩味はとても控えめでピュアな味。
お酒っぽさは全然なく(子供でも大丈夫)、うっすら酸味があります(ワイン粕の効果かな?)。
 

あまり褒めていないみたいですが、ピュアな味の美味しいチーズでした。
酸味があるので、蜂蜜をちょっと垂らして食べるのがおすすめです。


■参考情報
アンジュ・ド・フロマージュ ホームページ

アンジュ・ド・フロマージュのチーズラインアップ(全てではないかもしれません)
(ショッピングカートは休止中です)

ganos soga ピノノワール の解説 (今はもうないチーズ屋さんのブログ)

コメント
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