採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

チョコがけ2015~ピール類

2015-03-04 | +チョコがけ

今年は1月中になんだか時間がなくて、チョコ用の箱を作りそびれていました。
箱がないと、お裾分けがしにくいです。
なので今年はチョコがけピールはなし、とも思いましたが、弟から注文があり、やっぱり作ることにしました。
(弟が持っていく分は大量なので化粧箱でなくて大きい箱でよいので)

一年に1回くらいはチョコがけをやっておかないと、コツを忘れてしまうし、いい練習にもなります。

 

ピールチョコがけ

ピールは瓶や真空パック袋に詰めてあるので、これをあけて味見し、それぞれ軽く煮直します。
その後天日干し。
1日か、1日半くらい。
あまり干しすぎない方がいいです。 

ピールチョコがけ

えーとこれは、甘夏だったかな。
最近は、フェンネルで風味づけするのに凝っています。チョコを囓った際になかからふわっとさわやかな香りが鼻に抜ける気がします。
私は隠し味程度でフェンネルぽさは弱めだと思うのですが、フェンネルが苦手な人には分かっちゃうかな?

ピールチョコがけ

大きいのは獅子柚子。
丸いのはマイヤーレモン。 

ピールチョコがけ

左は確か瓢柑、右ははるか。
ピールは時間が経つと最初のオレンジ色や黄色から褐色になっていきますが、チョコでコーティングしてしまうのでいいことにします。
(勿論味は問題なし) 

ピールチョコがけ

テンパリングは電子レンジ方式。
ガラス小鉢に刻んだチョコを入れ、少しずつ溶かすだけです。
この方法は画期的に簡単です。
(この写真はホワイトチョコを溶かしたときのもの) 

ピールチョコがけ

コーティング作業は、やはり最初はオタオタしますが、次第に慣れてきました。

慣れると勘を取り戻してサクサクコーティング出来るようになります。
そうなると楽しくて、いっぱい作りたくなります(というかかなりいっぱい作った。1日で、コーティング(確か)4バッチ、チョコ1.3キロ分)。
やっぱり化粧箱を作っておいてお裾分けしたかったな・・。 

ピールチョコがけ

コーティングする具材はある程度あたたかい方がいいのでホットプレートの保温を使ってみました。
効果抜群でしたが、温めすぎるとこんな風にブルームが・・。

ピールチョコがけ

獅子柚子など大きなピールをコーティングする方が、細いものをやるよりも簡単です。
細いとフォークの上で安定せず、紙に移すときも転げたりするので、より集中力が必要。
あと、やってもやっても終わらない感じがして結構つらい。 
 

ピールチョコがけ

容器に少量残った分は無理にコーティングはせず、ゴムべらに塗ってぺたし、とチョコプレートにします。
市販品では不可能な極薄になり、食べるとパリパリで美味しいです。
(こうやっておいて、また溶かしてしまってもよい)
 

ピールチョコがけ


手頃な箱が1つあったので、これは進物用。
(佐渡のyataさんがなんと用事で近所にいらっしゃるのです!) 




■チョコがけ2015メモ
・瓶詰め・袋詰めしてあったピールを煮直すのはまあまあうまくいった。
・水飴をいくつか買い置きしておくとよい。
・煮ている間は絶対にそばを離れない。離れる場合は火を消すか、湯煎にする。

・ピールを袋詰めしておく際は、大袋ではなく、小分けにする。
 ちょっとだけ作りたいときに対応できるので。

・電子レンジ方式で少しずつテンパリングするのもよかった。
 1回が少なめなのである程度の段階で休憩することも出来るし、置く場所を用意したりも出来る。

・シリコンテープはオーブンペーパーによくくっつくが、段ボール側には糊残りする。
 段ボールの方にカバーアップテープを貼っておくとよいかも。

・チョコがけ待機中のピールは冷え冷えではなくて、チョコに近い温度がよい。
 (チョコの温度低下を防げるし、チョコも薄めにかけることが出来る)
 あたためるのにホットプレートの保温機能がよいが、あたたまりすぎるので少し冷ますべし。
 そのままチョコがけすると、ピールの温度で白くブルーミングする。 

・できあがったものを箱詰めするのが、意外と大変。
 (今回は実家に送るためになるべくぎゅう詰めにして2段に詰めたので尚更)
 2段に詰める場合は中間のクッション紙(オーブンペーパーでキッチンペーパーを挟んでホチキス止めしたもの)を用意しておく。既製のクッションペーパーが欲しいなあ・・。 

コメント (6)
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