採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

かにちらし寿司

2020-02-07 | +きのこ以外

最近、ダンナサマが、
「きょうのごはんはなあに?」
ってよく聞いてきます。
しかも、ほぼ毎食。

夜ごはんを食べ終わって、しばらくすると、「明日の朝ごはんはなあに?」
旅行に出かけても、「ね、お昼どこで何食べる?」

こ、こんな食いしん坊の人だったっけ?

私の方は、旅先ならともかく、家にいるときは大体何かほかのことであたまがいっぱいで、
ごはんの直前になって、
「しまった、ごはんだ。なんでおなか減っちゃうかな。今日、何つくるんだっけ。」
と慌てて考えている次第。
ましてや、食後すぐに、次のごはんのことなんて考えられません。

ダンナサマは突然食べ盛りの若者になったわけではなく、仕事が比較的ひまになって、考えることが減ったからのよう。
(食事の量は、前と同じくらいですし)
毎食メニューを聞かれて、すごくプレッシャーだったのですが、逆に考えれば、食事に興味を持ってくれているということ。
がんばって作ったのに、「あんまり食欲ないからいらない」などと言われるよりは、うれしい状況ですよね。

できれば名前のないメニューでお茶を濁したいところですが(”あるものを炒めたやつ”、とか)
「ごはんはなあに?」
とせっかく楽しみにしてくれているので、なるべく名前のあるメニューを出そうかな、と思っています。

お正月あけは、実家からもらってきた食材が豊富。
叔母から頂いた冷凍のカニでカニちらし寿司を作りました。

かにちらし

1月4日のちらし寿司。
かいわれ大根、カニ、スモークサーモン、いくら、厚焼き玉子。



ちらし寿司というと薄焼き卵なのでしょうか。
でも薄焼きだと、どうもパサパサしてしまって卵のおいしさがあまり味わえないので、いつも厚焼きでやっています。

かんぴょうや干しシイタケの煮つけがあるとよかったのだけれど。
今度まとめて作って冷凍しておこうかな。

ーーーー

もともとカニの殻剥きは苦にならない方ですが、最近画期的なコツを発見しました(解凍のカニの場合)。
普通、関節を折って、軟骨を引き抜きますよね。
そこを、抜かずに、殻の1cmくらい下(引き抜かれる側)にキッチンバサミで切り込みを入れるのです(身を切ってしまわないくらいの深さ)。
そうすると、殻の硬さもあって、そのラインでぱっきり割れます(割れなければ少し力をかけて割る)。
 割れた殻のところで分離して引き抜くようにすると、身がおおきいまま、すっぽり抜けます。
(冷凍のカニは、身が少し細くなっているので、ほんとうに簡単に抜けるのです)
そのあと、1cmくらいの関節直下のパーツを切り捨て、さらに身をしごいてとります。

これまでは、すべての殻を縦半分に切ったりしていましたが、そうすると、大きなままの身はなかなかとれないです。
足関節1パーツにつき、半割にするので2つほじらなくてはいけません。
この新しい方法だと、足に関してはほじる作業はなし。(胴体の部分は別。ここはほじります)
ハサミをうまく使い、あとは手を使ってしごくだけなので、えらいことスピードアップです。

カニ、なんぼでもいけるわ、と思ったところで、頂いたカニが尽きました。
K叔母さん、ごちそうさまでした!

コメント
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