採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

レ・クリント風プリーツ球体照明(2):試作

2021-03-30 | +紙工作

(1)からの続き

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さて、こんな感じの球体を作るため、試作していきます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

投影したかたちは、正12角形のようですよね。
ボール状の上に、にょっきり縦軸が伸びています。

プリーツ球体照明origami_lampshade

という訳で、直径50cmで作ることにして、正12角形をつくってみました。
(確か糸をコンパス替わりに使って、直径50cmの円を描いたような気がします)


計算から得られた通り、幅3.3cmの屏風畳みを作成。
更に斜め線をつくって、折り返していきます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

自分の計算があっている自信は勿論なく、サンプルを、12角形モデルにあわせながらの進行。


プリーツ球体照明origami_lampshade

ふむふむ、なんとなくそれっぽくなってきたような。


プリーツ球体照明origami_lampshade

ぴらりん。
菱形になってます。こんな感じで、球体になりそうですよね。


プリーツ球体照明origami_lampshade

上に軸を延ばすのは、頭の中で考えてもさっぱり分かりませんでしたが、実際折ってみた結果、こんな感じでいけそうです。

プリーツ球体照明origami_lampshade

折り線はこんな感じ。複雑・・。
この折り線を見ても、どう組みあがるかは想像つきません。

プリーツ球体照明origami_lampshade

縦軸の上端部は、本物は、なだらかな傾斜で広がっていますが、今回は紙の長さの都合上、もうちょっと短くしたいです。
なのでこんな風に、短く90°くらいに折り曲げる方式にしてみます。


サンプルが概ねできた段階で、念のためもう一度、本物を見に行ってみました。
あと、動画も見て復習。





おりょ。気になる点がひとつ。

サンプルでは、頂点になるところは、各辺が一点で交差して、こんな風に↓、尖るようにつくりました。
プリーツ球体照明origami_lampshade

でも、実物は、この頂点は、点になっていなくて、数ミリ離れているようです。
うーむ。
点にするよりも堅牢なのだろうか。
本物がそうしているなら、やっぱそうした方がいいのかな・・・。

プリーツ球体照明origami_lampshade

という訳で、頂点が点にならないように、4ミリほど間をあけることにしました。
作業用のえんぴつ線を2本ひくことになります。
本当は、この設計で再度試作した方がいいのですが、うー、ちょっと面倒かなあー。
見切りで本番、いっちゃおうかな。

 

コメント (4)
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