採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ぎんなん

2018-10-16 | +きのこ以外

10月初旬のこと。
強烈な台風も来たことだし、ぎんなんを見に行ってみよう、と思い立ちました。

一昨年にみつけた、やや大き目の実のなる木。
さぞかしびっしり落ちていると思いきや・・・ 

ぎんなん

地面には枯葉と草のみ

あれれ?落ちてない?
まさかまだ落ちてないってこと?
見上げてみましたが・・

 

ぎんなん

木の上

樹上には一切ありません。
もう一度地面をよくよく見ると

 

ぎんなん

ぽつぽつと

下生えの合間にぽつぽつと落ちていました。
この下生えは、落ちたぎんなんが芽を出してしまった、赤ちゃんイチョウ。


 

ぎんなん

こちらには沢山

風向きのせいかな、こちら側には沢山おちていました。

 

ぎんなん

ビニール袋に採集

袋を持参するのを忘れ、たまたまあった小さ目のビニール袋、3つ分ほど拾い集めました。
なるべく大粒を選ぶのと、軸は拾うときに外すようにしています。
大粒といっても、ドングリの背比べで、選りすぐったものでもウズラ卵よりもひとまわり小さいくらい。

以前miyakoさんのおうちにお邪魔したときに見せて頂いた藤九郎ぎんなんは、実の大きさが梅サイズ!
あんなのがどこかの街路樹に植わってないかなあ。


ほどほどの収穫だから、果肉を外すのはいつでも、と放置してありました。
翌週の週末、お友達のおうちにお邪魔する機会がありました。
Mさんの敷地に栗の木が植わっているとのうわさを聞き、キョウコさんと私で栗ひろいに押し掛けたのです。
「栗はもう終わりだから、拾っといたから。いま拾えるのは銀杏かな」
(ご主人さまがわざわざ出がけに様子を見て、まだ落ちてたよ、と電話して下さいました)
ということで、女性3人でぎんなん拾い。
Mさんもキョウコさんも、自分が拾った分を「はい、Fujikaちゃんあげるね」と。
2キロ以上あったでしょうか。どっさり頂いてしまいました。
(Mさんは、洗った状態のぎんなんのもらい物が沢山あるとのこと)


ぎんなんの果肉剥きは、これまでいろいろ試しましたが、
・晴れてあたたかい日に
・風通しのよい屋外で
・手袋をして手でぷちぷち押し出す
のが結局シンプルで楽です。

ここのところずっと薄ら寒い曇天ですが、芋掘りや柿が始まる前にぎんなんは片付けてしまいたいところ。
果肉を放置しといても問題ない畑にて、ぷちぷち潰して取出しました。
作業しながら、なんで暖かい日がよかったのか思い出しました。
ぎんなんの果肉って水分が多くて冷たいので、曇り空の下、ずっと触っていると寒くなってくるのでした。

途中で、少し残しておいて、また別の日にやろうかな?と日和りかけましたが、気合で完了させました。
 

ぎんなん

乾かし中

久々の大収穫(というか半分くらいはひとに収穫して頂いた訳だけれども)。
洗う分量もいつもより多いです。
たまたま洗おうと水に漬けてあったすり鉢があったので、その中で揉み洗いしてみました。
すり鉢のざらざらで殻がこすれて、結構綺麗になったような気がします。
(すり鉢なしでも、相互にこすれ合って綺麗になるけれども)


 

ぎんなん

2種類

摘ませて頂いたぎんなんは、右の2つ。丸っこい形状。果実の形もまんまるでした。
いかにもぎんなんらしい形ですね。
自分で拾ったのは左の2つ。やや細長い形状です。



 


乾いたら、とりあえず冷蔵庫へ。
ひまを見て、コツコツ殻を割っていこうと思っています。
いつもは一気に作業してしまいますが、この量だと何回かに分けた方がよさそう。


Mさん、キョウコさん、ありがとうございました~。
キョウコさんへ:この洗った状態、もしくは殻から出した状態で少し如何ですか?


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