採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

大森駅前 多摩川まるしぇ(2017/7/22)

2017-07-27 | +三つ編みニンニクgarlic braid

7月22日の土曜日、多摩川まるしぇに出店してきました。
場所は、大森駅東口前。
一番最初は多摩川駅前だったのが、都合により蒲田に移転。ところが蒲田駅前の改修工事のため、工事期間中(けっこう長い)は大森駅前での開催となっています。
7月は、7/20(木)~22(土)の3日連続開催のうち、3日目のみ参加させていただきました。私自身は大森駅前の出店は初めて。 


今回は、出店数日前に左肩をギックリしてしまって、かなり痛い状態。
なので、ものすごく弱気なスタンスで、目標は
・寝坊しない。
・時間通り現地に到着する
・道中、ぎっくり腰などにならず、またエスカレーターで転倒事故など起こさないよう無事移動する。
・他の出店者さんにちゃんと元気よくごあいさつ。出来れば世間話なども。
・熱中症になったりして周りに迷惑をかけないようにする
というもの。
小学校の新一年生レベル(以下)です。

多摩川まるしぇ

朝から容赦ない暑さのなか、各店舗、ひととおり準備完了しました。
駅前にバスロータリーがあるのですが、そのそばの広場に、こんな風にいくつかテントを張っています。

多摩川まるしぇ

私のニンニク屋さんはこんな感じになりました。

もうね、無事お店が広げられただけで、今日の目標はほぼ達成です。へちょ。


しばらくお店番をしていると、大森駅前の状況がだんだんわかってきました。

多摩川まるしぇ

今回マルシェのテントを並べたのは、赤いラインの部分。
ところが、駅へ向かう歩行者のメインのルート(歩道)は水色の点線なのです。
焼けるような日差しの下で、わざわざ車道を渡って青のルートでマルシェを覗いてみてくれるひとはほとんどなし。みんな、水色の点線上を、心頭滅却状態で次の目的地(もしくはどこか涼しい場所)を目指して往来するばかり。

多摩川まるしぇ

なので、マルシェのエリアは、閑古鳥。
うーん。勿体ない。
わざわざ静岡の掛川や、新潟から来られている生産者さんもいるのになあ。
上の地図の青丸の位置に立って、「コチラでマルシェやってますよ~」と誘導したらどうかなあ。気温がもう少しましならば少しは効果があると思うけど、最大の問題はやはり暑さか。

多摩川まるしぇ

私のところには、うれしいお客様が。
ブログで、最近コメントをくださるちひろさん。
手作りのアクセサリーと、お茶を頂いてしまいました☆
ほかにお客さんがいないものだからしばらくおしゃべり。わ~い。
ケイタリング関係のお仕事をされたことがあるそうで、「東京のひとって小さ~いものが好きで、パウンドケーキ1本なんて全然売れなくて、スライスして小分けしてあげないとだめ」だそうです。なるほど~、だから東京で売られているものってみんなチマチマ小さくて高いのか。
(ちひろさん、暑い中来てくださってありがとうございました!)

多摩川まるしぇ

昼過ぎには、流し素麺イベントも。
わたしもちょっぴり頂いてしまいました。

多摩川まるしぇ

夕方近くなって、だんだん風が強くなってきました。
どうしよう!?と柱の1本をにぎりしめるばかりの私でしたが、お向かいのお茶屋さんのアドバイスで、こんな感じでテントを補強。(長いロープ持っててよかった!)

こういうノウハウは、マルシェ出店の経験なのか、農作業的な知識なのか・・?逆さに振っても私からは出てこない技術でした。


ほかの出店者さんともぼつぼつお話できました。

お茶生産者さん(まるうえ製茶農園さん)に聞いたこと
・与える肥料によってお茶の味が変わってくる。牛糞や鶏糞をやると、お茶も牛糞・鶏糞ぽくなる(それが好きという人もいる)。自分は油粕と魚粉を、なるべく地面に近いところから蒔くようにしている。
・こだわって、丁寧に育てたお茶を、(農協におろすと)ほかのお茶と混ぜられてしまう。それが残念なので、近年がんばってきて、ようやく自分のところのお茶だけを混ぜずに売ることができるようになった。
・窒素充填パックは、お茶の葉を入れる際に空気も入っている可能性がある。脱酸素剤を使う方が確実。
・江戸時代は、新茶をしばらく甕に入れて蔵に寝かせ、夏を過ぎてから江戸に運ばれたとか。(参考:宇治採茶使)実際、新茶を熟成させてみたところ、まろやかで美味しい。
 ほどよい熟成はお茶の味をよくするようだ。
・最近は保管中、マイナス40度の冷凍庫を使ったりして、一年後でも新茶のまま味わえるが、こんなに低温だと熟成はしない
などなど。
お茶をひとつ購入したので、頂くのがとても楽しみです。
茨城の日立の方のお魚屋さん主催イベントにも時々出店されるようなので、いつか行ってみたいです。


新潟小千谷のお米生産者さん(佐藤さん)は、金・土と2日出店の予定でした。
先日の豪雨による土手の崩壊などを修理しおわった夜、ホテルから「今晩のお泊りのご予定なのですが・・」という電話で、一日間違えた(出発しそびれた)ことが発覚。土曜日いちにちだけの出店のため、早朝、大急ぎで高速を移動していたら、車のタイヤがパンク!という困難を乗り越えていらっしゃいました。
小分けのお米も売っていたので、2袋買って帰り、早速炊いてみたところ、おいし~い。
コシヒカリって、ものによっては甘すぎるものがあるなあ、と思って、最近はコシヒカリ以外を買うことが多かったのですが、佐藤さんのコシヒカリは絶品でした。
(あと、佐渡の矢田さんのコシヒカリもおすすめ!)


この日の望外の収穫は、整体をして頂けたこと。
出店者さん(蜂蜜屋さん)が本業は整体師さんのようで、マルシェの片隅で青空整体を。
私も「肩が一昨日から痛くて・・」と相談したところ、かなりの時間をかけて、念入りにほぐして頂けました。終わったときには、ボロクタのヨレヨレでしたが、左肩が普通に動かせるようになって、この日の朝とは大違い!
定額お払いしたところ、オマケにはちみつとパンまで頂いてしまって・・・。

暑くてへろへろでしたが、楽しい一日でした。

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4 コメント

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行けるものなら (森の山猫)
2017-07-28 09:10:11
若いころは東京暮らしでしたので、東京の話題は懐かしく、そして嬉しい。
今回の記事だけではなくて、管理人さんの素敵さが伝わってくるものでした。
山形市でも時折、県内の生産者さんのマルシェがあって、時々出かけたりします。楽しいですよね。
本来作っている人がどんな人なのか?、つまりどんな美学や哲学をもって日々モノつくりをしているのか、それってとても大事な感覚だとおもいます。
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ありがとうございました! (ちひろ)
2017-08-02 07:24:53
こちらこそ、楽しいひとときをありがとうございました!
にんにく、家族に好評で「魔除けにもなりそう」とのことで(笑)しばらくは飾っておくことに。
マルシェの配置がイマイチでもったいないと私も思いました!もっと人通りの多いところでやればいいのに、って。
お隣の保存食屋さんのキャベツ100円買いたかった(寄り道する予定があったので…諦めました。笑)
返信する
産直もいいけれど (●森の山猫さま~Fujika)
2017-08-04 23:20:14
農産物直売所も大好きですが、生産者さんのお話が聞けるマルシェもいいですよね。ほかの作業も沢山あるのにわざわざ出かけてきてくださって、ありがたいことです。
東京のひとは、あちこちでこういうマルシェがあって、恵まれているなあ、と思います。
返信する
嬉しかったです~ (●ちひろさま~Fujika)
2017-08-04 23:24:24
暑い中来て下さいましてありがとうございました!
はじめてお目にかかれて、おしゃべりもできてうれしかったです。
蒲田駅前の工事が終わり次第、あちらに戻れるのではないかと思います。大森のあの位置は、少なくともあの暑さの状態では、人の流れを呼び込むのはかなりきびしいですよね・・。
お出かけ途上だと、大きいものは買えないですよね。次、機会がありましたら、新潟のお米がおすすめです。その場で1kgくらい買うこともできますし、送ってもらうこともできます。あ、でもご実家の方のお米があるかな。
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